
インターネット調査を手掛けているマイボイスコム株式会社は、3回目となる「eスポーツに関するインターネット調査」を2023年2月1日~5日に実施し、その調査結果を公開しています。
今回は、eスポーツが普及することやイメージについての評価についてまとめられています。
MyVoice「eスポーツに関する調査」実施
インターネット調査を中心としたリサーチを手掛けるマイボイスコムが今回、3回目となる「eスポーツに関するインターネット調査」を実施し、その結果を公開しています。
調査期間は今年2月1日~5日で、回答者数は9,830名。
その結果によると、eスポーツの認知率は8割強となっており、その内訳は
「どのようなものか知っている」
は36.0%・男性10・20代では6割強
「名前を聞いたことはあるが、どのようなものか知らない」
は45.2%となっています。
約6%がeスポーツに興味あり
またeスポーツに興味ある人については、「興味がある」「まあ興味がある」が合わせて約6%という結果になっており、
・男性10・20代では4割弱
・男性30代や女性10・20代では各2割弱
となっていて、興味がない人(「興味がない」「あまり興味がない」)は8割強という結果になっています。
eスポーツに関しては見聞きする人が半数
直近1年間にeスポーツに関連して行ったことについての設問では、
「テレビ・新聞・ネットなどでeスポーツに関することを見聞きする」
が認知者の50.0%を占めており、その他
「家族や友人・知人と話題にする」
「eスポーツに関することをインターネット等で情報収集する」
が3~4%という結果になっています。
また「eスポーツについてやってみたいこと」では、
「eスポーツに関することをインターネット等で情報収集する」
が3.6%
「試合・大会を、テレビで観戦する」
「試合・大会を、ネットの実況動画・配信で観戦する」
「テレビで、eスポーツ専門番組を見る」
が2~3%
という結果になっています。
eスポーツを評価する人は3割弱
日本においてeスポーツが普及することは良いと思うかどうかでは、
「良いと思う」
「まあ良いと思う」
が合わせて3割弱となっており、
・10・20代では5割弱
・30代では4割弱
という結果になっていて、eスポーツをどのようなものか知っている層では4割強となっています。
一方で良いと思わない人の割合は、
「良いと思わない」
「あまり良いと思わない」
を合わせて2割強、
「どちらともいえない」
は5割弱となっていて、高年代層で高くなっています。
協賛・スポンサーになることのイメージ変化は?
またeスポーツの協賛・スポンサーをする・していることで、その企業イメージが良くなるかどうかでは、
「良くなる」
「どちらかといえば良くなる」
が合わせて1割強という結果になっていて、
・男性10~30代や女性10・20代では各20%台
・eスポーツの試合に参加したり観戦する人では5割弱
となっており、一方でイメージは
「変わらない」
は73.9%を占めています。
※マイボイスコム調べ
まとめ
インターネット調査を中心にリサーチを手掛けるマイボイスコム社が、今回eスポーツに対する評価などの調査を行い、その結果を公開しています。
それによると認知度は8割強を占めているものの、高年層になるほどあまり評価していない傾向にあるという結果になっています。
世界的に浸透してきたeスポーツですが、「ゲームだから」という意識はなかなか変わらないようです。