
プロeスポーツチームの運営を手掛ける株式会社Fennelは2022年9月5日(月)、ゲーミングPCブランド"GALLERIA(ガレリア)"の株式会社サードウェーブが所有しているプロeスポーツチーム「Rascal Jester」の、リーグ・オブ・レジェンド(LoL)部門を買収したことを発表しました。
今後はリーグ・オブ・レジェンド ジャパン・リーグ(LJL)への参入と、チームの強化を進めていくということです。
FennelがLoLプロチーム「Rascal Jester」を買収
プロeスポーツチームのFennelが今回、ゲーミングPCブランド"GALLERIA"のサードウェーブが所有するプロeスポーツチーム「Rascal Jester」のLoL部門を買収しました。
FENNELは現在
・荒野行動
・Apex Legends
・Apex Legends Mobile
・VALORANT
・第五人格
・PUBG
・PUBG MOBILE
の7部門9チームと約60名の選手が所属しており、特にAPEX部門では、日本大会・アジア大会で優勝やチャンピオンシップへの出場実績を有しています。
今回の買収で同チームにLoL部門が加わり、全部で8部門所有していることになります。
プロリーグ「LJL」への参入へ
LoLのプレイヤー総数は現在、全世界で1億人を超えるとも言われており、世界の人気トップ3ゲームのプレイヤー人口を合わせてもLoLには及ばないほどの人気を有しています。
その人気に加え、競技性の高さも相まってeスポーツ業界を牽引する存在となっており、日本を含む世界14の国と地域でプロリーグが発足し、世界中で大会が開かれています。
同タイトルは、eスポーツ市場の盛り上がりと共に国内での人気にもますます拍車がかかると予想されており、昨年行われた大会「Worlds 2021」では、日本代表が初のベスト16に進出するなど、日本の競技レベルの向上も見受けられています。
一方でサードウェーブとFennelは2021年1月からスポンサーシップを締結しており、
・共に日本のプレイヤーがより世界で活躍すること
・日本のeスポーツシーンがより発展すること
を目指していて、世界的な人気ゲームであり、競技としても伝統のあるLoL部門を持ち、LJLに参入することがeスポーツチームとして大きな意義を持つと考えているということです。
この両者の思惑が一致したことから今回の友好的買収に至っており、さらに競争が激しくなるであろうLJLでの優勝と、その先にある「Worlds」でのベスト16越えを目指しての活動が計画されています。
国内トップの実力を持つメンバー
今回FENNELが買収したチームは、国内トップリーグで常にトップ3に位置するなど国内トップの実力を有しており、国内初の女性プロ選手となったShakespeare選手のロースター入りなどの話題も集めていて、2022年度もLJLに出場しています。
また2021年度の大会成績はLJL春季リーグで3位、夏季リーグで準優勝の実力を持っており、以下のメンバーが所属しています。
<Ino選手>
<hachamecha選手>
<Recap選手>
<Ssol選手>
<Secret選手>
<R1ngoKun選手>
<Tatsu選手>
<eguto選手>
<Sirotama選手>
<Shakespeare選手>
<VicaLコーチ>
<NanCheonコーチ>
まとめ
プロeスポーツチームを運営しているFennelが今回、サードウェーブのプロチーム「Rascal Jester」のLoL部門を買収しました。
今後はチームの強化と、日本最高リーグLJLに参入していくということです。
彼らはこれからどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。
日本中の注目が集まります。