
一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)が、2023年8月26日(土)~9月3日(日)にルーマニアで開催された「第15回IeSF ワールドeスポーツチャンピオンシップ」において、日本代表のレバ選手(eFootball 2023)が準優勝したことを発表しています。
日本代表としては、ペコス選手もTEKKEN 7に派遣されています。
「第15回IeSF ワールドeスポーツチャンピオンシップ」でレバ選手が準優勝

Jesu.or.jp/より
今回、「第15回IeSF ワールドeスポーツチャンピオンシップ」で「eFootball 2023」日本代表のレバ選手が準優勝を果たしています。
「IeSFワールドeスポーツチャンピオンシップ」は、国際eスポーツ連盟(International Esports Federation、略称: IeSF)が主催するeスポーツの世界大会で、第15回大会はルーマニアのヤシで開催され、6タイトル7種目が実施されました。
JeSUは日本のeスポーツ統括競技団体として、この大会に
・レバ選手(eFootball 2023に出場)
・ペコス選手(TEKKEN 7に出場)
の2名を派遣しています。
「eFootball 2023」には97の国と地域が参加
このうち「eFootball 2023」には、全世界から97の国と地域の代表選手が出場し、その中で日本代表のレバ選手は、グループEでブルネイ、モンテネグロ、モーリシャス、アルゼンチン、トルコと対戦して全勝し、首位でグループリーグを突破。
2回戦から登場した決勝トーナメントでは、アルメニア、インドネシア、ギリシャ、メキシコに対しすべて無敗で勝利しています。
ヤシ市民も見守る中で行われた決勝戦では、イランのハッサン選手と相対し、2019年の第11回大会決勝でも日本人選手の前に立ちはだかった強敵に惜しくも破れ、準優勝という結果になっています。

Jesu.or.jp/より
「TEKKEN 7」では惜しくも入賞ならず
もう一方の「TEKKEN 7」では、前回大会の倍以上となる91の国と地域の代表選手が参戦し、激しい戦いが繰り広げられました。
UAE、ベネズエラ、セルビア、イスラエル、モーリシャスと同組となった日本代表のペコス選手はグループ2位で予選を突破したものの、決勝トーナメント1回戦でクウェートに勝利し、2回戦でイタリアに敗退。
惜しくも入賞には至らない結果となっています。

Jesu.or.jp/より
両選手のコメント
今回の試合後、eFootballに出場したレバ選手は
オフラインで開催される世界大会に出場するのは初めてで、非常に貴重な経験ができました。
準優勝という結果は自信にもつながりましたが、また新たな課題も生まれました。
この経験を無駄にせず、今後もがんばっていきたいと思います。
とコメントしています。
一方でTEKKEN 7に出場したペコス選手は
海外で開催される大会に挑戦するのは久々で、試合以外でもたくさんの海外選手と交流することができました。
また、屋外で開催されたこともあり、観客の皆さんの盛り上がりもすごく感じることができました。
来年の新作に向けて、引き続き「鉄拳」をがんばっていきたいと思います。
とコメントしています。

会場の様子(Jesu.or.jp/より)

会場の様子(Jesu.or.jp/より)
なお、大会の模様は、IeSFのYouTubeおよびTwitchにて公開されています。
eFootball 2023 Final : レバ選手(日本) vs HASSAN選手(イラン)配信(Youtube)
eFootball 2023 Semi Final : レバ選手(日本) vs THEARSENALSTYLE選手(メキシコ)配信(Youtube)
eFootball 2023 Group E : レバ選手(日本) vs DARK_DENZELPRO選手(モーリシャス)配信(Youtube)
TEKKEN 7 Group F : ペコス選手(日本) vs Fuko選手(ベネズエラ)配信(Youtube)
まとめ
ルーマニアで開催された「第15回IeSF ワールドeスポーツチャンピオンシップ」で、日本代表のレバ選手が準優勝しています。
日本代表として派遣されたのは2名の選手で、それぞれ熱戦を繰り広げました。
試合の様子はYoutubeおよびTwitchで公開されているので、ぜひ日本人選手の熱戦をチェックしてください。
参考:JeSU公式サイト