大阪市浪速区役所とeスタジアム株式会社が、地域社会の活性化と住みやすい街づくりを目指し、eスポーツを活用した包括的な連携協定を締結しました。
この協定により、教育、防災、地域活性化など、様々な分野でeスポーツの可能性を活かした取り組みが始まります。
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協定締結の背景と浪速区の地域ビジョン
大阪市浪速区は、古くから商工業地域として栄えながら、大阪を代表する観光地やポップカルチャーが集まる活気あふれる地域です。
区は将来のビジョンとして「住んで誇りに思える、魅力と活力あふれるまち」を掲げて、
1 安全・安心で住みやすいまちづくり
2 健やかで人と人がつながるまちづくり
3 安心して子育てができ、子どもたちがいきいきと学べるまちづくり
4 人が集い、にぎわいと活力のあるまちづくり
という4つの柱からなる「浪速区将来ビジョン2025」を策定しています。
今回の協定締結により、eスポーツを通じて、地域の課題解決や将来ビジョンの実現が加速することが期待されます。
協定締結式も開催
協定締結日の2024年11月15日(金) には締結式が行われる予定です。
開催日時 : 2024年11月15日(金) 11:00~12:00
開催場所 : 大阪市浪速区役所 区長応接室(6階)
出 席 者 : 浪速区区長 幡多 伸子
eスタジアム株式会社 代表取締役 松本 保幸、池田 浩士
次 第
(1)開式
(2)出席者紹介
(3)eスタジアム株式会社 挨拶
(4)浪速区長 挨拶
(5)協定書内容確認
(6)写真撮影
(7)閉式
eスポーツで次世代人材の育成と教育支援
eスタジアムは、eスポーツ施設「eスタジアムなんば本店」を拠点に、子どもたちが最新デジタル技術を学べる場を提供していく予定です。
浪速区の次世代を担う人材育成のために、eスポーツの場を通じて、楽しみながら学べる環境を整備。
近隣の中学校や地域の「学びの多様化学校」とも連携し、WEB3.0時代に必要なデジタルスキルやリテラシー教育が行われていきます。
加えて、保護者向けの座談会も開催され、地域全体で子育てを支える取り組みが進められるとのことです。
防災・防犯力の向上にeスポーツやメタバースを活用!
浪速区は将来の災害に備え、防災・防犯意識の向上に取り組んでいます。
今回の協定により、eスポーツを活用したメタバース空間での防災訓練や、日常に潜む危険箇所を可視化した子どもたちへの防犯教育が行われます。
災害時の避難訓練や、地域内の危険箇所をバーチャル体験できることで、子どもから高齢者まで幅広い世代の防災・防犯意識を高める狙いです。
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地域交流の活性化とウェルビーイングの実現
eスタジアムは、地域住民が集うeスポーツイベントを通じて幅広い年齢層が交流の場を提供していくとしています。
これは、住民同士の絆を強化し、また、高齢者福祉との連携も深め、世代を超えたコミュニティ作りが進行していくものです。
誰もが住みやすい街を目指し、地域住民全体の「ウェルビーイング」向上にも寄与していくとしています。
また、浪速区の地元企業と連携して、区民が地域への理解を深められる機会を創出することで、次世代の人材が地元に根付き、地域社会全体が活気づく効果が期待できるとのことです。
まとめ
浪速区とeスタジアム株式会社が、eスポーツを活用した街づくりに関する協定を締結しました。
この連携は、単なるeスポーツ振興を超えた、地域社会の未来を見据えた取り組みといえます。
教育、防災、福祉など、様々な分野でeスポーツの可能性を最大限に活用し、新しい形の街づくりを予感させるものです。
今後の展開に、さらなる注目が集まりそうですね。