
中国の上海で行われた中国版PUBG MOBILE"和平精英"の世界大会である「Peacekeeper Elite Championship 2020」で、株式会社CYLOOKが運営するプロeスポーツチーム「REJECT」のPUBG MOBILE部門がベスト8にランクインし、賞金総額約470万円を獲得しました。
この功績は、国内PUBG MOBILEチームの世界大会における最高順位を更新したことになります。
「PEC 2020」とは
「Peacekeeper Elite Championship 2020(PEC 2020)」は、全世界で6億回以上ダウンロードされている大人気バトルロイヤルゲーム"PUBG MOBILE"の中国版である「和平精鋭」のeスポーツ大会で、世界中から強豪チームが激突し、熾烈な戦いを繰り広げます。
賞金の総額は日本円で約2億円となっており、観客総員数が18,000人を誇る中国最大規模の大会です。
REJECTがベスト8にランクイン
そんな同大会で、CYLOOK社が運営するプロeスポーツチーム「REJECT」のPUBG MOBILE部門がベスト8に輝きました。
今回の快挙で、国内PUBG MOBILEチームの世界大会における最高順位を更新し、彼らは賞金総額約470万円を獲得しています。
今回出場したメンバーは以下の通りで、"Roster"の2選手からのコメントが寄せられています。
<Roster>
SaRa選手(鈴木健斗)
Duelo選手(西川裕矢)
<Stand in>
Rino選手
SaltGea選手
<REJECT PUBG MOBILE部門 リーダー SaRa選手コメント>
1年ぶりのオフライン大会で、今までにない規模のオフライン会場だったのでいい緊張感を持ってプレーすることができましたが、即席チームだったということもあり僕の目指す最高の結果には繋がりませんでした。
しかし、過去の日本代表の中では1番良い成績を出せたのはチームの司令塔、リーダーとしてかなり自信に繋がったので来年のPMJLに向けて、新体制のREJECTでがんばっていきたいと思います。
<REJECT PUBG MOBILE 部門 Duelo選手コメント>
PECで世界のトップチームと試合してみて特に中国チームが強く今のままではダメだ!と実感しました。
2月からPMJLが始まるのもありチームとし個々としてもレベルアップした状態で挑みたいです。
逆に彼らのレベルまでいくと日本では敵なし世界でも勝てるチームになると思ってるので目の前に近づいてるPMJLで圧倒的優勝を果たしたいと思います。
代表コメント「ベスト8入りにあたって」
また、同チームを運営している株式会社CYLOOK 代表取締役の甲山翔也さんからのコメントも公開されています。
この度、中国Tencent社より日本チームとしてご招待いただき私も上海の方に1ヶ月ほど行ってまいりました。
この時期にもかかわらずeスポーツアリーナに1万人以上の動員がありeスポーツの可能性を強く感じました。
(中国でのeスポーツの盛り上がりは凄まじく、日本の市場規模がまだ60億円程度と言われている中、中国の市場規模は1,5兆円と言われ、eスポーツ経済特区が存在するほどです。)
各国から代表選手、チームが15チーム集まった中総合順位は8位と悔しい思いをしましたが、同時に我々はまだ世界で戦えるという確信も得ることができました。
中国で得たトップチームのシステムや施設の情報を元に次回世界大会に向けてベース(練習施設)の新設やデータ分析によるチーム力向上を行ってまいります。
「REJECT」とは
「REJECT」は2018年に発足したプロのeスポーツチームで、主に世界的に人気なシューティングゲームタイトルを取り扱っています。
現在は「PUBG」「PUBGMOBILE」「CoD」「CoDMOBILE」「R6S」「ApexLegends」「VALORANT」の7タイトルの部門を保有しており、モバイルシューティングゲームでは日本トップの実績を誇っています。
PUBGMOBILE部門は、5大会連続で日本代表として世界大会に出場しており、次々と功績を残しています。
まとめ
中国・上海で行われた「Peacekeeper Elite Championship 2020」で、プロeスポーツチーム「REJECT」がベスト8にランクインしました
この大会は、中国版PUBG MOBILEである「和平精英」の世界大会で、世界中から強豪チームがバトルを繰り広げます。
彼らは今回の快挙で賞金総額約470万円を獲得しており、国内PUBG MOBILEチームの世界大会における最高順位の更新を成し遂げています。
今回は総合順位8位という結果になってしまいましたが、今後の大会での活躍にも注目が集まります。