最新脳トレを実践!平均年齢63歳のシルバーeスポーツチームが始動

2022年2月16日、一般社団法人スポーツシンギュラリティー研究所は東京都杉並区浜田山を拠点とする平均年齢63歳のeスポーツチーム「浜田山Shooters」が活動を開始したことを発表しました。

中学校時代のサッカー部の仲間同士で結成した「浜田山Shooters」は平均年齢63歳のシニアeスポーツチームです。

同チームはその活動を通して、脳科学とeスポーツを組み合わせたeスポーツ脳トレでシニア、シルバー世代の認知機能を向上させる文化を広めていきたいとしています。




脳科学とeスポーツを組み合わせた「eスポーツ脳トレ」のモデルケースに

脳科学とeスポーツを組み合わせた「eスポーツ脳トレ」のモデルケースに

「浜田山Shooters」を運営するスポーツシンギュラリティー研究所は、学習能力の基礎であるいろいろなメンタル・スキルを幅広く向上させる「ニューロトラッカー」の普及を目指しています。

「ニューロトラッカー」はマンチェスターUをはじめとする有名スポーツチームのほか、多くのeスポーツチームでもトレーニングで導入されている最新脳科学トレーニングです。

eスポーツ選手に重要な動体視力、注意力や集中力を向上させることができることに加えて、80代の方が数か月のトレーニングの後脳血流が数十年若返ったという報告がされるなど「脳の若返り」も期待できるといわれています。

つまり、認知症予防に重要なフレイル(加齢による活力の低下)防止にeスポーツは大きな可能性を秘めているということができます。

そこで、スポーツシンギュラリティー研究所はeスポーツ脳トレを実践するシルバーeスポーツチームのプロデュース業を行うことにしたとのことです。

eスポーツ脳トレの指導者育成にも着手

スポーツシンギュラリティー研究所はさらに、eスポーツ脳トレを指導する人材育成にも取り組む方針を明らかにしました。

シルバーeスポーツチームを指導するコーチをeスポーツ選手やゲーム配信者を中心に募集しており、「ニューロトラッカー」についての無料講習を受け付けているとのことです。

現在eスポーツ選手が現役を引退するとゲーム配信者や指導者への転身が中心です。

そこで、「ニューロトラッカー」の知識を身につけることで脳トレコーチという道が開け、セカンドキャリアの確立に役立ちます。




eスポーツに取り組むシルバー層が拡大

eスポーツに取り組むシルバー層が拡大

若い世代ではeスポーツは5年前から日本eスポーツ連盟ができて自治体レベルで取り組んでおり、普及が進んでいます。

しかし、日本の人口の半分を占める50歳以上の人たちにeスポーツに取り組む環境が広がっているとはいえません。

この世代の人たちはインベーダーゲーム直撃世代であり、ゲーム、eスポーツの楽しさを知っているので、きっかけさえあればシニア、シルバー世代でもeスポーツ普及が見込めます。

実際、2021年は「シルバーeスポーツ元年」とされており、世界初のシルバーeスポーツ大会が埼玉で開催されました。

高齢化は世界共通の問題なので日本国内での取り組みに注目が世界中から集まっており、日本で初めてのプロのシルバーeスポーツチーム「マタギスナイパーズ」はウォールストリートジャーナルで紹介されています。

まとめ

平均年齢63歳のシニア世代のeスポーツチーム「浜田山Shooters」が活動開始しました。

このチームの活動は認知症予防にも効果があるとされる脳科学トレーニング法「ニューロトラッカー」の実践を兼ねており、今後に注目が集まりそうです。

認知症は20年かけて症状が進むと言われているので習慣的に取り組めるeスポーツで成果が現れれば、シニア層にもeスポーツが一気に広がっていくのではないでしょうか。

チーム運営を行うスポーツシンギュラリティ研究所はコーチの育成のために、「ニューロトラッカー」の指導を行うともしており、eスポーツ選手のセカンドキャリアにつながるニュースにもなりそうですね。

ソース:プレスリリース[value press]

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