
世界的人気を誇るFPS「VALORANT」を運営する合同会社ライアットゲームズは8月17日、2023年における同タイトルのeスポーツ展開について発表を行いました。
2023年シーズンのChallengersエコシステム設立・拡大計画として、2023年の新Challengersの開催とVCT広域地域ごとのChallengers王者決定戦「Ascensionトーナメント」を新設が明らかにされています。
2023年シーズンの新Challengersについて
ライアットゲームズはChallengersについて
・新鋭選手が頭角を現す舞台
・インターナショナルリーグを目指すチームが実力を証明する場所
・「競技」と「ゲーム」をつなぐ場所
として重要な役割を果たす存在と捉えています。
2023年の新Challengersは、南北アメリカ、APAC、EMEAの各地で合計21の地域に規模を拡大して開催する予定です。
参加希望チームはまずオープン予選を戦い、上位チームがハイレベルなチーム競技環境であるChallengersリーグに参加することになります。
リーグのレギュラーシーズンは複数週開催、2スプリット制で実施され、スプリットの終わりにはリーグ王者を決めるプレイオフも開催されます。
Challengers出場チームにはインターナショナルリーグ、そしてグローバルイベントの参加権を狙う機会も用意されているとのことです。
Challengers王者決定戦「Ascensionトーナメント」が新設
もう一つの大きな発表として来年よりスタートする新イベントシリーズ「Ascension」があります。
「Ascension」とは、全世界にある3つの広域地域で各Challengersリーグが競い合い、それぞれの広域地域で最強王者を決定する戦いです。
Challengers Ascensionトーナメントは
・南北アメリカ
・APAC
・EMEA
の3つの広域地域で開催され、優勝した各チームには翌年のインターナショナルリーグ出場枠が与えられることになります。
Challengers Ascension優勝チームには、対象地域のインターナショナルリーグに2年間昇格する権利が与えられます。
昇格チームはその後のVCTシーズンでインターナショナルリーグのチームと戦い、インターナショナルリーグに近い待遇のもと、同条件でMasters/Championsなどのグローバルイベント出場を目指すことが可能です。
昇格チームは2年後に元のリーグへ戻り、再びChallengers、そしてAscensionトーナメントを通じて再昇格を目指して活動していきます。
ゲーム内コンペティティブシステムも進行中
ライアットゲームズは、優れた選手やチームにしっかりとスポットライトが当たるようにするために様々な努力をしています。
2022年前半に発表された「ゲーム内コンペティティブシステム」もその一つです。
「VCTに直接つながるシステム」として開発されたこのモードでは、オンラインで腕を磨き勝ち上がってきたチームがChallengers出場のチャンスを掴めるようになります。
VALORANTとVCTが世界レベルでシームレスに繋がり、Challengersリーグの下位チームがオンライン出身のスーパースターたちを相手に防衛戦を繰り広げる日も遠くないでしょう。
「VALORANT eスポーツ」とは
『VALORANT』は2020年のリリース以来、最速で急成長したeスポーツタイトルとなったゲームです。
競技リーグ「VALORANT Champions Tour」は、
Challengers
Masters
Champions
という3つの競技レベルで構成されています。
シーズン中は北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アジアの各地を舞台に、出場チームが地元地域のChallengersイベントを戦い、国際Mastersイベントの出場権獲得を目指します。
そして、国際Mastersイベント参加チームは、世界王者を決定する最高峰のトーナメントChampionsの出場権をかけて激闘を繰り広げます。
まとめ
『VALORANT』の2023年におけるeスポーツ競技リーグの新情報が発表されました。
より多くのチームに活躍のチャンスを与えるための取り組みも進んでいます。
ビッグタイトルでありながら参入しやすい環境が揃うのは嬉しいポイントですね。
明日のスター選手を目指してぜひチャレンジしてみてください!