
株式会社Fennelは、同社が運営するプロeスポーツチーム 「FENNEL」の VALORANT部門は、3月18日(土)〜 3月19日(日)の2日間開催された、大人気ゲーム『VALORANT』の公式大会『VALORANT Challengers Japan 2023 Split1(以下:VCJ 2023 Split1)Playoff Finals』で優勝したことを明らかにしました。
平均年齢19.8歳の若きチームが悲願の日本王者に!
本大会はまず、総勢64チームが参加するオープン予選と、勝ち抜いた8チームで総当たり戦を行う「Main Stage」が行われました。
その上位6チームでトーナメントを戦う「Playoff」の3ステージに分けて開催され、準決勝、及び日本一を決める決勝戦「Playoff Finals」はオフライン有観客の形式です。
FENNELチームは予選を順調に突破したものの、「Main Stage」を4勝3敗の4位で通過することになります。
さらに「Playoff」では「Main Stage」で敗れた「Sengoku gaming」を3-2で下し、「Playoff Finals」の出場権を獲得しました。
「Playoff Finals」の初戦は「Main Stage」にてストレートで敗れた「SCARZ」と対戦し、最終マップまでもつれ込む大混戦の末、3-2で雪辱を果たします。
決勝戦では、オープン予選から無敗で決勝まで勝ち上がった「Crazy Raccoon」相手に、3-0のストレートで勝利し、日本一に輝きました。
新ロスター結成から3ヶ月、平均年齢19.8歳の若きチームが日本一を獲得するという快挙となります。
なお、Playoff Finalsの模様はアーカイブ配信されており、FENELチームの戦いを視聴可能です。
『VCJ 2023 Split1』について
今回行われた『VCJ 2023 Split1』は、2023年1月から3月にかけて開催されたVALORANTの公式大会です。
2023年の『VALORANT』eスポーツ大会はこれまでとシステムが大きく変更され、Challengersリーグが新たに開催されることになりました。
「Challengers」は期待の新鋭チームに2024シーズンの国際競技出場チャンスを提供することを目的として設立されたもので、VCTシーズンと同時進行していくことになります。
Challengersリーグ大会は2スプリット制で行われ、それぞれ
・Open Qualifier(オープン予選)
・Main Stage(リーグ戦)
・Playoff(プレーオフ)
と展開されます。
今回のSplit1は、賞金総額500万円とアセンショントーナメント(アジア大会)への出場をかけた「VCJ 2023 Split2」のシード権をかけて実施されました。
「FENNEL」VALORANT部門について
「FENNEL」VALORANT部門は2021年2月に設立されました。
「VALORANT Champions Tour 2021 Stage 1」のオープン予選を勝ち抜き、Mastersに出場するなど国内トップクラスのチームとして活躍するなど実績を重ねています。
しかし、2022年のVCT敗戦後にチームリーダーの「CLZ」と当時アナリストだった「mltdwn」(現在はコーチ)を残し解散しました。
同年12月に選手を4名入れ替え若手選手を中心にチームを再建、インターナショナルリーグ出場を目指し活動しています。
「FENNEL」VALORANT部門の選手
「FENNEL」VALORANT部門の選手は以下のような顔ぶれになっています。
CLZ(くるず)選手:Twitter
Xdll(えっくすでぃる)選手:Twitter
JoxJo(じょじょ)選手:Twitter
hiroronn(ひろろん)選手:Twitter
SyouTa(しょうた)選手:Twitter
「FENNEL」VALORANT部門のコーチ陣
Johnta(じょんた)ヘッドコーチ:Twitter
mltdwn(めるとだうん)コーチ:Twitter
Euler(おいらー)コーチ:Twitter
kir1n(きりん)アナリスト:Twitter
まとめ
大会システムの大きな変更が話題となった『VCJ 2023 Split1』で「FENNEL」
が優勝を果たしました。
大幅にチームの陣容を入れ替え若手中心のメンバーで臨んだ大会での快挙は、他の若手、新参プレイヤーに希望を与えるものとなりそうです。
アセンショントーナメント出場をかけた『VCJ 2023 Split2』でも優勝を目指していくことになります。
今後のFENNELの活躍に期待したいですね。