eスポーツやゲーム配信の世界に触れて、「ストリーマー」という言葉をよく耳にするようになりました。
「ストリーマーって何?」
「なんとなくわかるけど正確には知らない」
という人も多いのでは無いでしょうか?
そこでこの記事では、
- ストリーマーとは?
- ストリーマーは稼げる?
など、「ストリーマー」について、詳しく説明していきます!
目次
ストリーマーとは?
ストリーマーとは、ライブ配信で活動をして収益を得ている人のことです。
基本はライブ配信ですが、場合によっては録画したものを放送する場合もあります。
ゲーム実況を配信をする人が多いですが、多くのファンがついている人は
- ソロのトーク動画
- チュートリアル動画
などの配信を行っている人もいます。
ストリーマーの収入はどこから得る
「ストリーマー」はYouTube LiveやTwitchなどの配信プラットフォームを利用して収益を得ています。
「Twitch」と「YouTubeLive」で具体的な収益システムを挙げると
- サブスクライブ・スポンサー契約
- 投げ銭(ドネートやスーパーチャットと呼ばれる)
- 広告収入
の3つで主に収益を得ています。
サブスクライブスポンサー契約
サブスクライブ・スポンサー契約は、ストリーマーのチャンネルを視聴者が有料登録することです。
登録することで、チャンネルを支援した証やスタンプが購入者は手に入れられます。
その視聴が支払う登録料がストリーマーの収益の一つとなります。
投げ銭(ドネート/スーパーチャット)
投げ銭はその名の通り、配信中にお金をストリーマーに直接投げる(支援)することです。
視聴者が各々任意の金額でお金を投げ銭することで、そのお金がストリーマーへの収益の一つとなります。
直接お金を投げ銭できるサービスの他に、サービス内でアイテムを購入して、そのアイテムをギフトとして贈る手法もあります。
広告収入
広告収入は、視聴開始時や配信の合間に広告動画を流すことで、広告主からお金を得るというものです。
Youtubeの広告収益と同じで広告が表示されるだけ収益が得られます。
また、ファンが多いストリーマーは直接”案件”として広告主の商品を紹介し、紹介料として収益を得ています。
海外のストリーマーの収入は?
登録者の人数や活動規模によって、個人で幅はあります。
世界で最も稼いでいるストリーマーの1人である「Ninja」は、1か月で50万ドル(5,000万円以上)もストリーミング収入を得ていることを明かしていました。
Tyler '@Ninja' Blevins says he makes $500,000 a month playing video games. pic.twitter.com/jk9fvOiNZV
— CNBC (@CNBC) March 19, 2018
ストリーマーとプロゲーマーの違いは?
ストリーマーとプロゲーマーの違いは、どこから収益を得ているかという点です。
「プロゲーマー」はスポンサーが付いている法人化されたゲーミングチームに所属し、ゲームをプレイしている人のことです。
収入源は所属しているチームからの給料のほかに、出場した大会の賞金です。
「ストリーマー」は前述した通り、動画投稿プラットフォームでライブ配信を行う人のことです。
収入源は主に視聴者からの投げ銭や広告収入、有料購読者の購読費です。
両者の違いは収入をどこから得ているかです。
更にもう一つ、両者の違いはゲームの強さにもあります。
プロゲーマーには、必ず日本大会や国際大会で勝ち抜く絶対的なゲームの強さが必要です。
しかしストリーマーなら、視聴者から人気になれば収益をあげることが出来るので、ゲームが上手じゃなくてもなれます。
例えばライブ配信が面白い、ストレスなく見れる動画、ゲーム攻略に関して有益な情報を得られる配信である、などです。
ストリーマーになるには?
それでは実際にストリーマーになるために必要なものを順を追って説明していきます。
配信するゲームを決める
まずは配信したいゲームを決めてみましょう。
何のゲームを配信するかを選択する際、下の2つを決める指標にするといいですよ。
- その時に人気のある(流行り)ゲーム
- 自分のやり慣れた得意なゲーム
人気のあるゲームなら視聴者が多いので、多くの人の目に触れることが出来ます。新しい旬なゲームが出た場合、ライブ配信を行ってみるといいでしょう。
また自分のやり慣れた得意なゲームの場合、そのゲームが上達したくてプレイが上手い人の配信を見て学びたいユーザーと触れ合うことが出来ます。
人気のあるゲームで強いプレイヤーになることが最も近道ですが、どちらかを満たしているゲームでライブ配信を行ってみて下さい。
TwitchやYoutubeでチャンネルを開設する
どんなゲームを配信するかを決めたら、次は動画配信が出来るプラットフォーム上でチャンネルを開設しましょう。
プラットフォームには
- Twitch
- YouTubeLive
- Openrec
- ツイキャス
など様々ありますが、個人的にオススメなのは圧倒的に「Twitch」です。
何故かというと、Twitchは収益化までの道のりが短く、プラットフォームに集まってくるユーザーが全員ゲームを目的としているからです。
「Youtube」は収益化出来るようになるまでに越えなくてはならない敷居がとても高く、初心者にはおすすめできません。
Youtube収益化の条件である
- チャンネル登録者数1000人以上
- 過去12か月間のアップロードした動画の総再生時間4000時間以上
は条件が厳しく、新しく参入するのはとても大変です。
それに比べ「Twitch」は
- 過去1か月間で500分
- 異なる日で7日以上
- 平均同時視聴者数3人以上
- フォロワー50人以上
であれば収益化出来るようになります。
Twitchの収益化の条件については下のTwitch公式を参考にしてみて下さい。
Twitch公式"Twitch Affiliate Program FAQ"(原文英語)
「Twitch」はアカウントを作成してしまえばチャンネルは開設されるので、まずはアカウントを作ってみましょう!
実際に配信してみよう
では次に配信を始めるにあたって必要なソフトウェアなどの設定を紹介します!
具体的な配信方法は、下の記事でまとめています。
自分が配信したいゲーム機によって必要な機材が変わるので、しっかり確認しましょう。
まとめ
ストリーマーとプロゲーマーの違いや、ストリーマーの紹介、なり方について解説しました。
ストリーマーは自分の配信したコンテンツを核としてコミュニティを作り、成熟させていくことが大切です。
視聴者と一緒にゲームを楽しむことを忘れないようにしてみて下さい。
またeスポーツプラスでは、ストリーマーやプロゲーマーを目指すために必要な発信力を付けるコンテンツをたくさん配信しています。
自分に特別なスキルがなくても、好きなゲームで「ストリーマー」を目指してみて下さい!