
最近大流行し始めて、多額の賞金が動いているeスポーツ!
モバイル版eスポーツにも、億単位の賞金が動いているタイトルがあります。
この記事ではモバイルeスポーツタイトルに関して
- モバイルで大人気な9タイトル
- 各タイトルごとの賞金規模や人口、ゲームの魅力
- 流行が期待できるモバイルゲームタイトル
等をまとめました。
eスポーツタイトルに選ばれているゲームは「課金で差がつかず、ゲームの上手さで勝敗が決まる」ものがほとんどです。
その分競技性が高くて純粋に面白いものばかり!
思わずやり込んじゃうモバイルゲームに出会えるかも!?
目次
SF2やCSGOの国際大会に日本代表として出場した経歴を持つ選手。
その他FPSタイトルの大会でも多数優勝経験あり。
現在はJet eSportsに所属。
実績→http://twpf.jp/sasraikun
Twitter→@sasraikun
eスポーツタイトルになっているモバイルゲーム一覧
国際大会が開かれて、多額の賞金が懸けられているモバイルゲームを9つ紹介します。
ゲームジャンルとしてMOBAやTPS、DCG、RTSなど様々あります。
自分の好きなゲームを見つけてくださいね。
伝説対決 Arena of Valor
ゲームジャンル | MOBA |
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大会の賞金規模 | 216万ドル(約2億3,000万円):Honor of kings World Champion Cup 2019 |
伝説対決は、中国のテンセントゲームズが配信しているiOS・Android向けのゲームです。
「王者栄耀」という中国のゲームが元になっており、これをグローバルに配信したものです。
中国ではユーザー数が2億人を超えており、スマホで最も流行しているMOBAゲーム!
基本的なルールは従来のMOBA同様に5人対5人のチーム戦で、相手の本陣を陥落させた方の勝ちです。
70を超える様々なキャラクターと、課金で差がつかず、技術によって実力が決まることが流行のポイント!
特にアジア地域で大流行しており、国際大会の賞金総額は2億円を超えるビックタイトルです。
パズルアンドドラゴンズ
ゲームジャンル | パズルゲーム |
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大会の賞金規模 | 総額1,000万円:パズドラチャレンジカップ2019 |
パズル&ドラゴンズ(略称パズドラ)は、ガンホーオンラインエンターテインメントが配信しているiOS・Androidアプリです。
最大6体のガチャモンスターで構成されるパーティを構成してダンジョンに入り、パズルドロップを消すことによって敵モンスターを攻撃していくパズルゲームです。
ガチャによってモンスターの入手出来る出来ないがあり、課金額によってゲームの難易度が変わります。
パズドラはJeSUという日本eスポーツ連合から、プロライセンス発行が認められているゲームです。
参考:一般社団法人日本eスポーツ連合オフィシャルサイト”ライセンス”
スマートフォンの登場以来根強い人気を誇るスマホゲームで、今でもユーザーのかなり多いゲームです。
それだけ優れたゲーム性ということでしょう。
モンスターストライク
ゲームジャンル | パズルゲーム |
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大会の賞金規模 | 総額1億円:2019年アジアチャンピオンシップ |
モンスターストライク(略称モンスト)は、株式会社ミクシィが配信・運営しているiOS・Android用ゲームアプリです。
パーティ内のモンスターを引っ張り、敵に当てて倒して遊ぶおはじきやピンボールのようなゲームです。
モンスターストライクも、JeSUがプロライセンスを認定しているゲームです。
eスポーツにおいて、ガチャシステムで選手の強弱に差が出るゲームはモンストとパズドラだけです。
そんなモンストも国際大会が開かれています。
「モンスターストライクアジアチャンピオンシップ2019」は、賞金総額1億円の超ビックな国際大会でした!
日本国内でのユーザーがかなり多い大人気のスマホアプリです!
荒野行動
ゲームジャンル | TPS/バトロワ |
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大会の賞金規模 | 2,500万円:荒野Championship-元年の戦い |
荒野行動は、ネットイースが配信するiOS・Android・PC向けゲームです。
10月からはNintendo Switchでも配信が開始されます。
100人が同じマップに落ち立ち、最終的に1人もしくは1チームになるまで戦い合う、バトルロワイヤルと呼ばれるゲームジャンルです。
PUBGがPC上で大流行している時に初めてスマホ上でリリースされたバトルロワイヤルのタイトルです。
そのおかげで、日本で一気に大流行!若い層にプレイヤーが多いです。
2019年8月の日本最強決定戦では、賞金総額2,500万円にもなる大会でした。
eスポーツ大会の賞金で法律が強く絡む日本において、異例の多額な賞金の大会です。
PUBGモバイル
ゲームジャンル | TPS/バトロワ |
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大会の賞金規模 | 200万ドル(約2億2,000万円):PUBG MOBILE Club Open 2019 |
Player Unknown Battle Ground(略称PUBG)は、PUBG コーポレーションが開発し、モバイルで配信されているものがPUBGモバイルです。
同ゲームはPC・PS4・iOS・Androidで配信されています。
同じマップに同時に100人が降り立ち、最後に勝者を決定するバトルロイヤルのゲームジャンルで、多大な人気を誇っています。
PCで配信されているPUBGの方は、国際大会で100万ドルの大会が開かれています。
モバイルの方でも開催予定の大会の賞金総額は200万ドル(日本円で約2億2,000万円)となっており、人気ぶりが伺えます。
手に汗握るバトルロイヤルに加え、クオリティの高いグラフィックスで、ゲームを楽しむことが可能です。
フォートナイト
ゲームジャンル | TPS |
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大会の賞金規模 | 3,000万ドル(約32億5,000万円:)Fortnite World Cup Finals 2019 |
フォートナイトは、エピックゲームズがPC・PS4・Switch・iOS・Android向けに販売・配信しているゲームです。
バトルロイヤル要素に加え、フィールド上で建築をするクラフト要素が混じった建築シューティングゲームです。
敵より有利な高地を取るために建築したり、敵からの攻撃を防ぐために壁を作ったりなど、非常に戦略性の高いTPSです。
PUBGや荒野行動とは異なる、アニメチックなデザインなのが特徴です。
フォートナイトの世界大会は、賞金総額3,000万ドル(約32億5,000万円)というeスポーツでも最大級の規模です。
武器やゲーム内スキンが豊富でアメリカでは社会現象にまでなっています。
クラッシュロワイヤル
ゲームジャンル | RTS |
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大会の賞金規模 | 40万ドル(約4,200万円):Clash Royal Crown Championship World Finals 2017 |
クラッシュロワイヤル(略称クラロワ)は、スーパーセルが開発・運営するiOS・Android向けのゲームタイトルです。
リアルタイムストラテジーと言われるゲームジャンルです。
これは、リアルタイムに状況が変わっていき、プレイヤーはその場面ごとに有利な戦略を練って戦うジャンルです。
プレイヤーは8枚のカードで構成されるデッキを使用し、2.8秒に1ずつ溜まるエリクサーと言われるコストを消費して、ユニットをアリーナ上に送ります。
3本あるタワーを、互いに召喚したユニットで攻防を繰り広げ、最終的に破壊したタワーが多いor本陣を落とした方の勝利です。
シャドウバース(Shadowverse)
ゲームジャンル | デジタルカードゲーム |
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大会の賞金規模 | 100万ドル(1億円超):SHADOW VERSE WORLD GRAND PRIX 2019 |
シャドウバース(略称シャドバ)は、サイゲームスが配信しているiOS・Androidのデジタルカードゲームです。
日本人に馴染みの深い可愛いタッチのキャラクターたちが特徴で、そのおかげか日本で大人気です。
日本だけでなく世界でも流行しています。
国際大会での賞金総額は1億円を超えるようなゲームタイトルです。
そんなシャドウバースの国際大会で、当時23歳だったふぇぐ選手が優勝を収めて1億円を獲得しました。
シンプルながら奥の深いゲーム性で、日本でもハマるプレイヤーが続出しているようです。
ハースストーン(Hearth Stone)
ゲームジャンル | デジタルカードゲーム |
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大会の賞金規模 | 100万ドル(1億円超):ハースストーンワールドチャンピオンシップ2019 |
ハースストーンは、ブリザードエンターテインメントが配信しているデジタルカードゲームです。
PC・iOS・Androidでプレイすることが出来ます。
運営元が海外なので、日本人には馴染みのないアメリカンなコミックのキャラクターです。
シャドウバースとの違いは、ヒーローが特殊な能力を使うことが出来ないかどうか。これによって、ハースストーンの方が戦略性が複雑になっています。
特に海外で大流行しており、国際大会の賞金総額は1億円超え!
日本で認知されていない分プレイヤーが国内に多くないので、シャドウバースの方がいいかもしれませんね。
これから流行るかもしれないモバイルゲームタイトル
ドタオートチェス
2019年の4月にリリースされたばかりのタイトルです。
Dota2というゲームのMOD作(改造)とも呼ばれています。
この改造は悪質な意味ではなく、きちんと公式が認めて開発されたものです。
ゲーム性はとして、カートゲームとボードゲーム、そしてシミュレーションゲームを融合させたゲームです。
ユニットを盤面に召喚して、オートで他プレイヤーと勝負をします。最終的に最後まで生き残れば勝利になります。
ユニットはバトル中に集められる通貨で購入可能で、どんどん手中にユニットを集めていきます。
ユニットの組み合わせによって発動する強力な能力も存在しています。
なので、パーティにいかに有効なユニットを集められるかと、いかに効率よく通貨を集められるかの戦略が求められるゲームです。
一部のゲームプレイヤーの中では、将棋と麻雀を合わせたようなもの、とも言われています。
今までのゲームにない非常にユニークなルールが特徴です。
リリースされてからすぐに反響を呼び、日本でも速攻でプロチームが部門を立ち上げる程になっています。
TEPPEN
TEPPENは、2019年8月から配信が開始されたゲームです。
ガンホーとカプコンが共同開発した"アルティメットカードバトル"と言われており、ゲームジャンルとしてはデジタルカードゲームです。
最も特徴的なのが、様々なゲームのキャラクターがゲーム内で出現することです。
TEPPEN内に出現するキャラは、鉄拳・ストリートファイターズ・バイオハザード・モンスターハンター・デビルメイクライ・ロックマンなどから出ています。
このあたりのゲームが好きだった世代からしたらたまらないのではないでしょうか。
更に、上で紹介したシャドバやハースストーンとは違ってターン制ではなく、ユニットの攻撃がレーンごとに敵に届くレーンシステムになっています。
参考の動画を見てもらったほうが速いかもしれません。
リリース前から大きな話題になっており、今後大流行が期待出来るゲームです!
まとめ
元々eスポーツは、PCでのゲームタイトルばかりでした。
しかし今では、モバイルでもたくさんのゲームがeスポーツ化しています。
これからの流行が期待できるモバイルのゲームタイトルに、今のうちに触れておきましょう!
モバイルのeスポーツタイトルをプレイするには、高性能なゲーミングスマホが必要です。
スマホの性能負けも十分にあり得えます。
なのでプレイする前に下の記事で「ゲーミングスマホ」についても知っておきましょう!
これから大流行していくであろうモバイルeスポーツに、今のうちに乗り遅れることのないように!