MVPは東大卒プロゲーマーときど!全18部門賞を表彰、日本eスポーツアワード2024開催

日本eスポーツアワード実行委員会は、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)が、2025年1月15日にパシフィコ横浜にて「日本eスポーツアワード2024」を開催したことを発表し、表彰式典や当日のイベントの様子を報告しています。

全18部門賞を表彰

今回で2回目となる本アワードは、横浜市との共催で開催され、横浜に在住・在勤・在学の市民を抽選で無料招待し、また一部エリアを一般にも公開するなど、華やかなイベントとなりました。

表彰式典では、4ヶ月間にわたり累計約14万票も寄せられた投票結果をもとに、審査委員会の厳正なる審査により決定した「年間最優秀eスポーツプレイヤー賞」を含む全18部門賞39名の表彰が行われました。

JeSU会長の早川英樹氏と横浜市長の山中竹春氏両名の挨拶で開幕し、さらにサプライズとして菅義偉元総理からのビデオメッセージが式典を盛りたてました。

▲JeSU会長 早川英樹氏
 
▲横浜市長 山中竹春氏
受賞者は以下のようになりました。

eスポーツプレイヤー部門

年間最優秀eスポーツプレイヤー賞

ときど

▲ときど氏

ときど氏の受賞コメント
年間最優秀プレイヤー賞に選んでいただき非常に光栄です。

ファンの皆様のご支援のおかげです。

本当にありがとうございます。

今年40歳になるということもあって、「eスポーツ」という言葉ができるはるか前から、ゲームをしていました。

当時のゲームは今のような輝かしい業界ではありませんでした。

そんな厳しい時代からすごい熱量でゲームに取り組んでいた先輩方がいてくださったおかげで、今僕はこの賞をいただけています。

今度は僕がeスポーツ界を引っ張って、皆さんにあの時の思いを伝えていきます。

引き続き、これからもよろしくお願いいたします。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]

MOBAプレイヤー賞

Evi、TON・GG

シューティングゲームプレイヤー賞

ゆきお、Laz、Meiy、suzu

格闘ゲームプレイヤー賞

カワノ、ときど、ミーヤー、double

マインドゲームプレイヤー賞

たすく、title

スポーツゲームプレイヤー賞

Mayageka

eモータースポーツゲームプレイヤー賞

岡田 衛、TakuAn

ノンセクションゲームプレイヤー賞

AKa、alf、KKM*

U18スポーツプレイヤー賞

あcola、ま・しお、absol

eスポーツオーガナイザー部門

eスポーツゲーム賞

Overwatch 2、STREET FIGHTER 6、VALORANT

eスポーツ大会賞

「ストリートファイターリーグ」、「IdentityⅤ Japan League」、「Overwatch Champions Series Japan」、「VALORANTChallengers Japan」

eスポーツチーム賞

FENNEL、REJECT、ZETA DIVISION

ベストバウト賞

VALORANT Radiant Asia Invitational DetonatioN
FocusMe VS EDG

VALORANT Challengers Japan 2024 Split 2
RIDDLE VS FENNEL

ストリートファイターリーグ Division S 第9節
Saishunkan Sol 熊本 ウメハラ VS 忍ism Gaming ヤマグチ

ライブエンターテイメント部門

ストリーマー賞

ドンピシャ、ハイタニ、k4sen、SHAKA

eスポーツキャスター賞

アール、平岩康佑、OooDa

VTuber賞

天鬼ぷるる、獅白ぼたん、渋谷ハル、橘ひなの、柊ツルギ

その他各賞

審査員特別賞

宮園拓真、Rangchu、ReijiOcO

eスポーツ功労賞

犬飼博士、梅原大吾、スイニャン

日本eスポーツアワード 流行語大賞2024

流行語大賞には、ゲーム賞を獲得したタイトル対戦格闘ゲーム『STREET FIGHTER 6』のキャラクター「ガイル」を使用するプレイヤーのコミュニティ名称である【ガイル村】が選ばれました。

レッドカーペットイベントや企業展示も開催

表彰式典に加え、会場となったパシフィコ横浜 国立大ホールのエントランスやマリンロビーを一部一般にも開放し、受賞者のレッドカーペットイベントや、企業の展示ブース、eスポーツチームの物販スペース、eスポーツプレイヤーとのミート&グリートなども行われました。

初開催のレッドカーペットイベント、ミート&グリート

初開催となった「レッドカーペットイベント」では、表彰式典に登壇する22名の受賞者が特別送迎車に乗り込み、エントランスに用意されたレッドカーペット前に到着し、取り囲むファンに向け手を振るなどして声援に応えながら、式典会場へと向かいました。

受賞者との「ミート&グリート」は、ロビーに設置された「日本eスポーツアワード」オフィシャルブースで開催されました。
早朝からファンが会場外に行列を作り、ときど、カワノ、AKa、alf、Lazらプロゲーマーとのサイン会や写真撮影会などが行われ、フォント直接交流できる機会となりました。

企業ブースエリアには多彩な企業が出展

企業ブースエリアには、デバイスやシミュレータ、プロプレイヤーと交流ができる多彩な企業ブースが展開されていました。

シルバースポンサーであるウエインズトヨタ神奈川が協力したブースでは、レーシングシミュレーターが設置され、実車さながらの環境で「グランツーリスモ7」の試遊を楽しむことができました。

また、日本郵政が出展した「メッセージラウンジ」では、来場者が手書きメッセージをブース内のポストに投函すると直接受賞者に届けられる企画が実施され、受賞者へのお祝いメッセージやファンからの感謝の気持ちが投函されていました。

「日本eスポーツアワード」 について

「日本eスポーツアワード」は、2023年から今年で2回目の開催となり、1年間の国内eスポーツ界における功績と貢献を称える祭典となっています。

プレイヤーやチームだけでなく、業界を支える企業、団体、個人にもスポットを当て、地方創生や社会貢献など、多岐にわたるカテゴリーで各賞を選出しています。

「日本eスポーツアワード2024」 概要

主催:一般社団法人日本eスポーツ連合

共催:横浜市

運営:日本eスポーツアワード実行委員会

実施会場:パシフィコ横浜 国立大ホール

開催日程:2025年1月15日

詳細:特設サイト

まとめ

今回で2回目の開催となる「日本eスポーツアワード2024」が1月15日にパシフィコ横浜で開催され、全18部門賞39名の表彰が行われました。

年間MVPには、東大卒のプロゲーマーときど氏が選出され、「格闘ゲームプレイヤー賞 powered by ベルク」と2冠に輝きました。

横浜市との共催となった今年は、表彰式典に加え、会場の一部を一般開放し、レッドカーペットイベントや、eスポーツプレイヤーとのミート&グリートなどが行われ、業界関係者やファンだけでなく、広くeスポーツを身近に感じられる一大イベントとなりました。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]