
2025年11月28日(金)~30日(日)にスウェーデン・ストックホルムで開催された、「ブロスタ 世界一決定戦2025」の結果が発表されています。
今回は、東アジア代表として出場していた日本のCrazy Raccoonが世界チャンピオンに輝いており、優勝賞金40万ドルを獲得しています。
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「ブロスタ 世界一決定戦2025」とは
この大会は、マルチオンラインバトル・ブロスタの公式eスポーツ大会「ブロスタ チャンピオンシップ」の世界王者を決める大会で、11月28日(金)~30日(日)にかけてスウェーデン・ストックホルムのDream Hack Stockholmを会場に開催されました。
この「ブロスタ チャンピオンシップ」は、世界を5つのメイン地域と2つのサブ地域に分けて、地域ごとにマンスリー決勝戦を行うポイント制の大会で、今年は2月からの6カ月のシーズンに加え、
BRAWL CUP
ラストチャンス予選
世界一決定戦
の3つのオフラインイベントを実施。
オフライン大会の実施数としては過去最多となる史上最大規模の開催体制になったということです。

また今年の世界一決定戦は、
Day1:出場チーム16チームを4つのグループに分けたグループステージ形式
Day2:Day1で勝利した12チームによるグループステージ形式
Day3:準々決勝、準決勝、決勝
の形で進められ、賞金の総額は100万ドル(優勝:40万ドル・準優勝:20万ドル・ベスト4:8万ドル・ベスト8:3万ドル・ベスト12:1.7万ドル・ベスト16:1.3万ドル)が用意されており、下記の16チームが参加しています。
Crazy Raccoon:東アジア(日本チーム・ラストチャンス予選枠)
FUT Esports:ヨーロッパ・中東・アフリカ代表
HMBLE:ヨーロッパ・中東・アフリカ代表
LOUD:南米代表
NOVO Esports:ヨーロッパ・中東・アフリカ代表
REJECT:東アジア代表(日本チーム)
Papara SuperMassive:ヨーロッパ・中東・アフリカ代表(ラストチャンス予選枠)
Reply Totem:ヨーロッパ・中東・アフリカ代表(ラストチャンス予選枠)
Revenant XSpark:東南アジア代表(ラストチャンス予選枠)
Spacestation Gaming:北米代表
Team Heretics:ヨーロッパ・中東・アフリカ代表
Tribe Gaming:北米代表
SKCalalas SA:南米代表
SK Gaming:ヨーロッパ・中東・アフリカ代表
STMN:北米代表
ZETA DIVISION:東アジア代表(日本チーム)


ラストチャンス予選から這い上がったCrazy Raccoonが世界チャンピオンに
東アジア代表と居して出場したCrazy Raccoon(日本)は、地域ごとにあらかじめ与えられている出場枠ではなく、全地域で残りわずかな出場権を争うラストチャンス予選から世界一決定戦へ出場しており、数々の激闘を乗り越えて見事世界チャンピオンに輝き、優勝賞金40万ドルを獲得しています。

ラストチャンス予選から這い上がって世界一王座になったチームは史上初めてだということで、同じく日本からは
ZETA DIVISION
REJECT
も出場。
それぞれ
ZETA DIVISION:ベスト16 グループステージRound1敗退
REJECT:ベスト16 グループステージRound2敗退
Crazy Raccoon:優勝
という戦績を残しています。

Tensai選手、Moya選手、Milkreo選手の3名が奮闘
今回優勝したCrazy Raccoonには、Tensai選手・Moya選手・Milkreo選手の3名が所属しており、数々の世界大会に出場してきたSTMNやSK Gamingといった強豪を破って、昨年の世界一決定戦の決勝でも激突したHMBLEと決勝で対峙。
この決勝戦で3-0のストレート勝利で昨年の雪辱を果たし、世界一の座を手にしました。
出場メンバーのうち、Tensai選手は今まで所属してきたチームの実績もあわせると、今回で3回目の世界タイトルを獲得しています。

まとめ
今年11月28日~30日にスウェーデンで行われた「ブロスタ 世界一決定戦2025」にて、東アジア代表として出場していた日本のCrazy Raccoonが優勝し、世界チャンピオンに輝いています。
同チームはラストチャンス予選から這い上がってきており、ラストチャンス予選枠チームの優勝は史上初ということです。
彼らの今後の動きに注目したいですね。










