ゲーム実況などで使われている録画ソフトの中で、2010年頃から録画の定番として知られている「Bandicam」という録画ソフトがあります。
録画機能も豊富で、操作がしやすい便利な録画ソフトです!
この記事ではそんなBandicamについて
- どんなゲームでも使える画面キャプチャーのやり方
- 便利機能が豊富!?Bandicamの特徴について
- 無料録画・配信ソフトOBSとの違い
等について解説していきます!
使ってみたいけど、使い勝手がイマイチわからない という方、やそもそもBandiCamってどんな機能があるの?という方必見です。
録画方法をマスターして、これからYoutuberデビューを果たしましょう!
目次
Bandicamとは?
Bandicamは、PCのデスクトップ画面やゲームプレイ動画・HDMI接続の外部デバイスの画面を、キャプチャー出来るキャプチャーソフトです。
「キャプチャーソフトといえばBandicam」という人がいるほど、Bandicamは有名!
2009年にリリースされ、今でも愛されているんです。
愛されている理由は「設定の簡単さ」と「録画機能が充実している」という2つのポイントです。
無料版と有料版の違い
Bnadicamは、製品版が4,400円する有料キャプチャーソフトです。
しかし制限付きで無料で利用することも可能です。
試す際にはまず無料版をダウンロードしてみて、他のキャプチャーソフトと比較してみて使いやすかったら有料版にアップグレードすることをおすすめします。
無料版と有料版の違いは以下の通りです。
制限内容 | 無料版 | 製品版 |
---|---|---|
キャプチャー時間 | 最大10分までに制限 | 時間制限なし |
Bandicamのウォーターマーク無しで録画 | × | 〇 |
録画終了時、新たに録画を開始する機能 | × | 〇 |
ロゴ表示と録画時間10分制限以外の機能は、すべて無料版で体験する事が出来ます。
Bandicamの特徴
ここからBandicamが持つキャプチャーソフトの特徴を紹介していきます。
Bandicamが他のキャプチャーソフトとは違う、愛される理由は以下のような機能があるからなんです!
録画するゲームを自動選択してくれる
Bandicamは、録画するゲームを自動で選択してくれます。
下の画像のように、ゲームを起動してフレームレート表示されたら瞬間から録画可能な状態です。
いちいちゲームを選択してキャプチャーする手間が省ける!ゲーム中に別の画面に行く必要が無いので、とても便利です。
あとは「REC」ボタンを押すだけで録画が出来ます。
画面上の指定した範囲内のみ録画可能
Bandicamの録画機能の中に、「画面上の指定した範囲のみ録画可能」という機能があります。
指定した範囲以外もアプリケーションやウィンドウを自動で認識し、そのサイズでの録画が可能です。
この機能が、無料のキャプチャーソフトには中々実装されていない機能!
画像のように、アプリケーションにカーソルを合わせると自動的に枠を選択され、そのまま範囲指定が可能です。
ゲーム以外に動画を録画する際などに重宝する機能です。
低負荷で録画が出来るハードウェアエンコード機能
録画する時のビデオ設定や音声設定の豊富さも特徴です。
録画ファイルの容量を下げる・画質を上げるなど、自身のPC環境に合ったバランスの良い録画設定を作れます。
PCのスペックが足りなくて録画が他ソフトでカクカクになる人でも、フレームレートを下げれば滑らかな動画を撮影できます。
ハードウェアエンコード機能という負荷を分散させる機能を使えば、低負荷で録画をする事が可能です。
Bandicamの使い方
ここからBandicamの具体的な使い方を解説します。
ここでは、ゲーム実況者として編集の部分まで見据えたBandicamの使い方や設定方法を解説します。
PCで使う場合と、スイッチ等のゲームで使用する際の設定の違いも載せています。
SwitchやPS4といった、他ゲーム機のゲーム実況がしたい方も必見です。
音ズレ対策のための設定!
まず最初に、録画したファイルに音ズレが発生しないように設定を進めていきます。
- Bandicamを起動したらビデオをクリック
- 「オーディオ」の「設定」部分をクリック
- 「フォーマット」内の「フレームレート」の「...」をクリック
- 初期設定だと「VFR使用」になっているのを「DFR優先」にする
以上の手順で設定を進めましょう!
可変フレームレートで録画を行うと、編集ソフトに読み込んだ際に音ズレが起こるから、固定フレームレートに変更します。
可変フレームレートで録画された動画は、編集ソフトに読み込ませると自動的に固定フレームレートに変換されてしまいます。
最初から固定フレームレートで録画を行うようにしましょう。
PCゲームを録画する方法と設定
ゲーム録画モードを選択しておきます、これはDirectXやOpenGL仕様のゲームを録画するに最適なモードです。
左上のゲームコントローラーマークを選択しましょう。
そしてゲームを起動し、左上に緑色のフレームレートが表示されていれば、録画準備完了です。
ゲームを起動してもフレームレート表示が出ない場合は、フレームレートの設定を確認しましょう。
フレームレート表示にチェックマークが入っているかどうか見て下さい。
ここでフレームレートを表示させる位置を変える事が出来るので、好きな場所に変更可能です。
初期設定であれば、F12を押すと録画が開始され、フレームレートが緑から赤に変わります。
赤色に変われば録画中となり、もう一度押すと緑色表示に戻り、録画が終了します。
保存したファイルを確認する方法は、Bandicamの右上にあるフォルダマークをクリックすしましょう。
すると保存された動画ファイルが表示されます。
キャプチャーボードで繋いだPS4やスイッチの画面を録画する方法
スイッチやPS4等のキャプチャーボードを利用して録画するには、HDMIモードを選択します。
選択すると、自動的にデバイスの選択画面が表示されます。
この部分で自分が使っているキャプチャーボードやスクリーンアプリを選択すれば、Bandicam上にプレイ画面が表示されます。
その画面を見ながらプレイしてもいいですし、デュアルモニターで別モニターに映し出してプレイしてもOKです。
パソコンに負荷がかかってカク付く心配がある方は、別モニターでのプレイをおすすめします。
その他ビデオ、オーディオ設定をすれば録画準備完了です。
BandicamとOBSどう違う?
配信ソフトであるOBSでも録画する事が出来ますが、OBSはあくまで配信ソフトです。
なのでBandicamに比べて、録画する際の設定が少し面倒な場合があります。
具体的にはゲームキャプチャーの方法とキャプチャー画面の設定です。
なので初心者の方で録画特化にするなら、Bandicamの方がおすすめです。
しかし無料版Bandicamの場合録画時間10分制限があります。
配信も録画もしたい方は、OBSの方が便利です。
- 録画のみのゲーム実況に特化する方はBandicamの有料版
- ゲーム配信も一緒にやりたい方はOBS一本
- BandicamとOBSの二刀流
という風に、上手に使い分けてみて下さい!
まとめ
ゲームを録画するソフトは今現在多数存在します。
その中でもBandicamは2009年頃から存在し、アップデートされ続け多くのユーザーが使用しています。
実際に筆者もゲームを録画する際に使いますが、設定画面や設定方法のシンプルさがたまらない!
今でこそ大丈夫ですが、知識が無い時は設定画面が分からな過ぎて挫折することもありました。
細かい画質や音質の設定も出来るので、パソコンスペックが良ければめちゃくちゃ綺麗に録画できます。
特に高画質・高フレームレートのハードウェアエンコードで録画した時、ゲーム内のfpsがほぼ落ちなかったのが特に印象的でした。(プレイしたゲームはCS:GO)
ゲーム実況を始める方や録画ソフトに悩んでいる方はオススメ!