
2025年1月10日(金)~12日(日)に行われた、「東京eスポーツフェスタ2025」内の競技大会6タイトルの優勝者が発表されています。
今回のイベント会場への来場者数は3日間で約9千人、オンライン動画配信の総視聴数は約5万回を記録したということです。
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「東京eスポーツフェスタ2025」競技大会結果発表
今年1月10日~12日に東京ビッグサイト南1・2ホールにて開催された「東京eスポーツフェスタ2025」の、競技大会6タイトルの結果が同実行委員会とJeSUから発表されています。
「東京eポーツフェスタ2025」は、eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として、eスポーツの競技大会と関連産業展示会等で構成されるイベントで、6回目となる今回はリアルとオンラインの双方のメリットを活かしたハイブリッドで開催され、3日間の延べ来場者数は約9千人を、オンライン動画配信の総視聴数は約5万回を記録したということです。

競技大会は
「WBSC eBASEBALLパワフルプロ野球」
「グランツーリスモ7」
「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」
「パズドラ」
「ぷよぷよeスポーツ」
「モンスターストライク」
の6種目が実施されており、全国各地から多くの選手が参加しています。
各大会の優勝者は以下のようになっており、それぞれの優勝選手たちには東京都知事杯が贈呈されています。


「WBSC eBASEBALLパワフルプロ野球」決勝大会
パワプロでは、オンライン予選通過者16名による当日会場予選を勝ち抜いた4名で決勝が行われ、5回までもつれた延長戦タイブレークの末、昨年度優勝者の“ショーラ選手“を“タイジュ選手“が破り、見事優勝を果たしています。

jesu.or.jp/より
「延長になった時すごく楽しくて、このままずっとやっていたいと思いました。
5回まで戦うことはそうそうなくて、先行なのでちょっと不利かなと思ったんですが、なんとか勝てて良かったです!」
「グランツーリスモ7」決勝大会
グランツーリスモでは、オンライン予選を勝ち上がった8名による決勝が行われ、使用コースの「富士スピードウェイ」(10周)で“Ryun選手“が19'14.422のタイムを記録。
見事優勝を果たしています。

jesu.or.jp/より
「予選は大きく差をつけて勝つことができたが、決勝は後続を抑え込むレース展開にしようと思い、うまく進められました。
後続からのプレッシャーを感じたが、そのような展開に自分が持って行ったところもあったので、内側を走れば勝てると思ってプレイしました!」
「太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル」決勝大会
太鼓の達人では、親子部門と一般部門それぞれ当日会場予選を勝ち抜いた2組と4名の選手による決勝が行われ、親子部門では2曲目にスコアを大きく伸ばした“くー?親子”が逆転勝ちを収め、一般部門では難易度の高い曲目に対してさらにハイレベルな戦いの末、“ゆうと選手”が優勝をつかみ取っています。

jesu.or.jp/より
「今まで練習してきたものを出せれば勝てるという気持ちで臨みました。
勝てて良かったです。
決勝を戦ったはる~~ん選手とは、これからもさらに切磋琢磨していきたいです。」

jesu.or.jp/より
ははどん選手
「家で行う練習とは全然違う緊張感がありました。
決勝大会に潜む「魔物」のせいで思うようにスコアが伸びませんでした(笑)。」
くー?選手
「お母さんのスコアは、練習の時と比べると少し低めで、最初は若干焦りもありましたが、練習してきたことを正確に発揮できるよう心掛けたことで、逆転することができました!」
「パズドラ」決勝大会
パズドラはで、アプリ内の「ランキングダンジョン」にて行われた、オンライン予選上位選手たちによるリアル会場予選から勝ち上がった9名が準決勝・決勝戦に挑みました。
その結果、1本目でゲームオーバーになるも、2、3本目で見事に立て直した“SK選手“が優勝して「プロライセンス認定権利」を獲得しています。

jesu.or.jp/より
「1本目でゲームオーバーになった時は厳しいと思ったが、運にも助けられながらも、ぎりぎり勝利することができてよかったです。
今後プロの方と対戦する機会も増えると思いますが、頑張っていきたいです。」
ぷよぷよeスポーツ決勝大会
ぷよぷよでは、当日会場予選を勝ち上がった4名で決勝が行われ、決勝戦では序盤を“あん選手”がペースを握るものの、中盤で圧倒的な強さで逆転を見せた“ともくん選手”が3年連続の優勝を果たしています。

jesu.or.jp/より
「序盤リードされたところで、あん選手の盤面を見ながら作戦を柔軟に変えたことが功を奏しました。
東京生まれ東京育ちで毎年東京eスポーツフェスタを楽しみに毎年出場しており、優勝することができ今年もいい1年になりそうです!」
「モンスターストライク」決勝大会
モンストでは、2名1組のチーム戦・スイスドロー形式の当日会場予選で勝ち抜いた4チームが決勝に挑み、「魔境」vs「友クリもちスピア」両チームの最終決戦が繰り広げられました。
ここでは、素晴らしいチームワークを見せた“step選手”と“なべ。選手”の「魔境」チームが優勝を果たしています。

jesu.or.jp/より
step選手
「(2ゲーム目を取った時に喜んでいた様子を聞かれて)その時のことは覚えていないんですが、準決勝でミスをしてしまったところを決勝できちんと取り返せてよかったです。」
なべ。選手
「2023年から対戦を始めて、大会にもたくさん出場してきたが、ほとんど勝つことができず、苦しい思いをたくさんしてきました。
東京eスポーツフェスタ2025は当日参加で臨んだが、持ち前のモンスト力とスタジアム力を発揮して優勝できて嬉しかったです!」
会場では体験・企画も実施
また会場では、子どもから高齢者まで誰もが参加できるイベントとして、eスポーツに気軽に触れることができる体験パークや、eスポーツを楽しみながら学べるゲームクリエーター体験コーナーが設置されました。
体験パークでは競技大会で使用された6タイトルを多くの来場者が体験し、1VS1の実況付きミニ対戦を楽しめる選手体験コーナーも展開され、ゲームクリエーター体験コーナーでは、小中学生を対象に本格的なプログラミングが体験可能な「グッドラックゲーム」・「ぷよぷよプログラミング」が実施され、多くの子どもたちが体験を楽しみました。


その他にもeスポーツ関連産業展示会やピッチイベント、eスポーツ関連セミナーや海外交流企画が行われ、イベントのオープニングで実行委員会名誉委員長の小池百合子都知事が述べた通り、まさに「eスポーツの世界的な動きを東京から盛り上げていく」ことを象徴するイベントになったようです。



【イベントアーカイブ配信】
まとめ
今年1月10日~12日に行われた「東京eスポーツフェスタ2025」の、eスポーツ競技大会6タイトルの優勝者が発表されています。
優勝者には東京都知事杯が贈呈されており、会場ではeスポーツを気軽に楽しめる企画も実施されました。
今年はIOC主催の国際大会も予定されており、ますますeスポーツ界が盛り上がっていきそうですね。
参考:JeSU公式サイト