東京都の大会3連覇で閉幕！「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2024 SAGA」来年は滋賀県で開催

2024年12月18日

全国都道府県対抗eスポーツ選手権実行委員会が、12月14日、15日に開催された「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2024 SAGA」で東京都が総合優勝したことを発表しました。

【PR】

最終種目まで北海道と東京都が競り合う展開に

「全国都道府県対抗ｅスポーツ選手権」は、複数の競技種目・部門の総合成績によって最強の都道府県を決するeスポーツの全国大会で今年で6回目となります。

『2024 SAGA』大会は、以下の4種目で実施されました。

IdentityV 第五人格
eFootball
パズドラ
ぷよぷよeスポーツ

7月1日に「パズドラ」からオンライン形式による全国予選が開幕し、4種目の予選には日本全国から40万人を超える選手が参加しました。

頂点を決める12月の本大会には各都道府県の代表選手75人が参加しています。

大会初日は北海道が暫定1位

大会初日の12月14日は、「IdentityV 第五人格」の決勝戦と残る3種目の決勝トーナメントが開催され、15日の決勝戦に進出する都道府県が決定しました。

初日が終わった時点では「IdentityV 第五人格」で優勝を決めた北海道が、2位と125ポイント差をつけて暫定1位となっていました。

「ぷよぷよ」では両部門で東京都代表が優勝

最終日の15日は、「ぷよぷよeスポーツ」の決勝戦から開幕し、東京都代表が小学生の部と一般の部でともに優勝を決めました。

一般の部では、圧倒的な強さで東京都代表・ともくん選手が大会４連覇を達成しました。

大阪府代表が昨年のリベンジを果たした「パズドラ」

「パズドラ」では、前回大会で惜しくも準優勝となった大阪府代表・海斗選手が優勝し、昨年の準決勝敗退のリベンジを果たしました。

総合優勝の行方は、最終種目「eFootball」までもつれる

「ぷよぷよeスポーツ」で一気に2位に浮上し、「パズドラ」でも準優勝となった東京都が、この時点で暫定首位を獲得しました。

「eFootball」の決勝まで駒を進めていた北海道代表は、優勝すれば逆転での総合優勝の可能性が残されていましたが、惜しくも敗れ、東京都が総合優勝大会3連覇の偉業を成し遂げました。

JeSUもブースを出展

会場となったSAGAアリーナでは、JeSU（一般社団法人日本eスポーツ連合）がブースを出展し、アンチ・ドーピングに関するアウトリーチ活動も行われました。

各種目優勝選手喜びの声

IdentityV 第五人格

774選手
「ありがとうございます。めっちゃ緊張しました。解読しているだけでみんながキャリーしてくれました。」

白雪選手
「ありがとうございます。ずっと緊張していたんですけど、味方がハンターと駆け引きしている中で色々教えてくれたり、みんなの力もあってハッチ逃げできたと思います。」

ぷよぷよeスポーツ

小学生の部

「2連覇出来てうれしいです。最後に大連鎖を決めることができて気持ち良かったです。次の大会では、一般の部で出場して、ともくんを倒したいです。」

一般の部

「決勝はとても集中して自分の全力を出し切れたので、良かったです。4連覇できて、ゆうきくんと優勝できて本当にうれしいです。ありがとうございました。」

パズドラ

「前回大会は準優勝止まりだったので、ようやく優勝できて良かったです。安定したプレーができるように狙っていました。今後も色々な大会で優勝していきたいと思っています。」

eFootball™

ネオぽん（モバイル）
「二人とも今年で二十歳になるので、そんな年に優勝することができてうれしいです。」
キセペス（PlayStation®
「二十歳になる最後に良い思い出ができたと思います。」

【PR】

2025年大会は滋賀県で開催

本大会の閉会式では、第7回大会となる来年の開催地が滋賀県に決定したことも発表されました。

2025年に開催予定となっている「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ(第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会)」の文化プログラムに「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2025 SHIGA」も申請される予定となっており、2025年11月にプロシードアリーナHIKONEにて開催を予定していることが明らかとなりました。

競技タイトルやスケジュールについては、決定次第発表される予定です。