「スマホゲームのプレイ動画を録画したいけどどうすればいいのかわからない!」
「iPhoneの画面録画ってどうやるの?」
そんなお悩みを解決するために、このページではiPhoneでゲームプレイ画面を録画する方法を紹介します。
iPhoneでゲーム画面を録画する方法
iPhoneの画面録画のやり方は大きく分けて、
の4つがあります。
iPhone単体の方法とアプリを使う方法はiPhoneがあれば録画することができます。
対して、ミラーリングアプリとキャプチャーボードを使う方法にはPCが必要です。
また、PCを使う方法でもミラーリングアプリを使う場合はWi-Fiの無線接続で、キャプチャーボードを使う方法では有線ケーブルを利用するという違いがあります。
それぞれの方法について具体的に紹介していきます。
1.iPhone単体で画面録画する方法
iPhoneの機能の一つとして、画面収録機能があります。
画面収録機能を活用することで、iPhone画面に表示されている映像と音声を録画することが可能です。
iPhoneの画面録画は以下の7ステップで行うことができます。
1.コントロールセンターに画面収録ボタンを入れる
まずは、コントロールセンターから画面収録機能を呼び出せるようにします。
「設定」アプリを開き、「コントロールセンター」を選びます。
次に、「コントロールをカスタマイズ」を選択し、「画面収録」の+マークをタップ。
これで、コントロールセンターに画面収録ボタンが追加されました。
2.マイクをオンにする
録画するプレイ動画に自分の実況ボイスを入れたい場合は、マイクをオンにしておく必要があります。
マイクをオンにするには収録前に画面収録ボタンを長押し、設定画面を呼び出して「マイク」ボタンをタップでできます。
マイクの設定は1回の収録が終わっても次に引き継がれます。
オフにしておきたい場合は、録画が終わるごとにマイクをオフに設定するか、録画開始前にマイクの設定を確認しておくようにしましょう。
3.おやすみモードに設定する
画面録画をする際は「おやすみモード」に設定することをおすすめします。
録画している最中にLINEなどの通知が表示されると、その通知画面も一緒に録画されてしまいます。
無駄な中断や撮り直しをしないためにも、通知をオフにしてくれる「おやすみモード」をあらかじめ設定しておきましょう。
4.マナーモードを解除する
iPhoneが「マナーモード」になっている場合、内部音声がミュートされてしまいます。
なので、長時間ゲーム実況を行っても、録画した動画には”音声が入っていない”という事態が起こってしまいます。
なので、iPhoneでゲーム実況を行う際は、マナーモードは解除するようにしましょう。
本番前に一度確認を録画確認を!
一部のゲームではマイクを使って自分の声を録音しようとすると、内部音声(ゲームの音)の録音がオフになってしまう場合があるようです。
なので、本番前に一度、テスト録画などをして、録画したいゲームでちゃんと音声が録音されるかどうがチェックするようにしましょう。
5.画面録画を開始する
諸々の設定が終わったら、いよいよ画面録画の開始です。
ゲーム実況をしたいゲームアプリを起動させます。
録画したい場面になったら、コントロールセンターを表示します。
コントロールセンターの二重丸の形をした「画面収録ボタン」をタップすると、録画開始3秒前からカウントダウンされます。
タイミングを間違えた場合など録画スタートをキャンセルする場合には、カウントダウン中にもう一度ボタンをタップしましょう。
カウントダウンが終わると「ピン」という音が鳴って録画が開始されます。
6.画面録画を終了する
画面録画を終了する場合には、録画開始と同様にコントロールセンターを引き上げて二重丸のボタンをタップすれば終了です。
このほか、画面上部にある赤色のステータスバーをタップして録画を終了させる方法もあります。
7.録画した動画は写真アプリに保存される
録画を終了させると
「画面収録ビデオを”写真”に保存済み」
というメッセージが表示されます。
メッセージをタップすると写真アプリに移動するので、ここで録画内容を確認することが可能です。
2.アプリを使って録画する方法
iPhone対応の画面録画アプリを使って、ゲームプレイ画面を録画することもできます。
録画アプリを使うことで、
・映像や音声を追加
・トリミング
・友人と映像をシェア
などができ、より自由度の高いゲーム実況動画が録画できるようになります。
様々な録画アプリがありますが、、Apple社より公式に認められたサードパーティー製の画面録画アプリ「ApowerREC」での使い方ご紹介します。
ApowerRECを使った録画方法
ApowerRECを使った録画方法を順番に見ていきましょう。
1.ApowerRECのインストール
まずは、ApowerRECをApp Storeからインストールします。
2.コントロールセンターに画面収録ボタンを入れる
ApowerRECをiPhoneにインストールしたら、コントロールセンターに画面収録ボタンを追加します。
「設定」アプリから「コントロールセンター」を開き、「コントロールセンターをカスタマイズ」で「画面収録」を追加すればできます。
3.画面録画を開始する
動画を撮影する際は、コントロールセンターを開いて画面収録ボタンを呼び出します。
画面収録ボタンを強めに押すとApowerRECを選択できるようになるので、ApowerRECのアイコンを押します。
チェックマークがついたらブロードキャストボタンをタップして録画開始です。
自分の声を動画に入れたいときはマイクオーディオをオンにしましょう。
4.録画を終了
動画を撮り終えたら、画面上部の赤い部分をタップして録画終了です。
撮影した動画はApowerRECのアプリから確認することができます。
3.ミラーリングアプリで画面録画する方法
ミラーリングとは、iPhoneの画面をPC画面に共有(表示)させる機能のことです。
ミラーリングアプリを活用することでできます。
ミラーリングアプリでiPhoneのゲーム画面を録画するには
・インターネット環境(Wi-Fi)
・iPhone
・PC
・ミラーリングアプリ
・キャプチャーソフト
が必要になります。
今回は、代表的なミラーリングアプリ「ApowerMirror」とMacとWindowsの両方で無料利用ができるキャプチャーソフト「Filmora Scrn」での録画方法を紹介します。
1.ミラーリングアプリをインストールする
まずはミラーリングアプリをPCとiPhoneの両方にインストールします。
PCはApower社の公式サイトから、iPhoneはAppストアから「ApowerMirror」をダウンロードできます。
インストール完了後にアカウントの作成を求められますが、無料アカウントで問題ありません。
2.PCとiPhoneを同じWifiに接続
画像:https://www.shutterstock.com/ja/image-photo/closeup-wifi-router-man-using-smartphone-1021312720
PCにミラーリングアプリをインストールできたら、次はiPhoneとPCが同じWi-Fiに接続させます。
とはいうものの、家の中でWi-Fiを利用するときには同じネットワークに接続していることがほとんどなので、特別何かをする必要はありません。
家の中に仕事用と家庭用で分けている場合など、2台以上のWi-Fi機器がある場合には接続を確認しておきましょう。
3.ミラーリングソフトを使ってPC上にiPhoneの画面を映す
まず、PC側でApowerMirrorを起動します。
次にiPhone側からをPCにミラーリングするために、AirPlayを有効化させる必要があります。
iPhone画面を下からスワイプしてコントロールセンターを呼び出したら、「画面ミラーリング」をタップし、「Apowersoft [xxxxxx]」を選択(xxxxxxはユーザー名)して同期します。
PC画面上のApowerMirrorにiPhoneの画面が映れば成功です。
4.キャプチャーソフトをインストールする
ミラーリングに成功したらキャプチャーソフトでPC画面を録画します。
ミラーリングソフトのApowerMirrorには録画機能もついていますが、より高品質な動画を作成したい場合は他にキャプチャーソフトを使うと良いでしょう。
今回利用するキャプチャーソフト「Filmora Scrn」は、無料で利用できて、フレームレートを15fpsから120fpsまで選択できるのでゲーム動画の録画には便利です。
Filmora Scrnは以下のページからダウンロードできます。
>>Filmora Scrnダウンロードページ[公式サイト]
5.「Filmora Scrn」の録画設定を行う
Filmora Scrnのインストールが完了したら、Filmora Scrnを起動し、「クイックキャプチャ」横の歯車のアイコンをクリックします。
録画設定が画面表示されるので、任意の設定が行えます。
ゲーム動画の場合は細かい動きが多いので、フレッシュレートは60fpsがおすすめです。
設定に問題がなければ「キャプチャー」ボタンをクリックします。
3.録画開始
録画ボタンが表示されるので、ボタンをクリックすると録画が開始します。
録画範囲は特にいじらなければPCの全画面が録画されます。
また、オーディオが録音設定になっていることをチェックして録画を開始しましょう。
録画の終了
録画を終了したい場合は、タスクバー上にある「Screen Capture」アイコンから「録画終了」を選択して終了することができます。
また、以下のキーボード操作で終了させることも可能です。
・Windows:「F9」ボタンを押す
・Mac:「シフト+command+2」
録画が終了すると動画編集ツールに送るか、そのまま保存することができます。
4.キャプチャーボードを使って録画する方法
キャプチャーボードはiPhoneとPCを接続し、iPhoneの画面をPCに表示させるデバイスです。
有線ケーブルで接続するので、Wi-Fiを使った無線接続よりも安定した画面共有ができます。
キャプチャーボードを活用して録画するには
・Lightning デジタルアダプター
・HDMIキャプチャボード
・HDMIケーブル
・マイク
が必要です。
1.キャプチャーボードをiPhoneを接続
>>Mirabox キャプチャボード USB 3.0[Amazon]
まずキャプチャボードを使えるようにするために、キャプチャーソフトとドライバーをPCにインストールします。
ドライバーはキャプチャボードを購入すれば無料で入手できます。
キャプチャーソフトもキャプボに無料で付属していることが多いですが、付属してない場合はOBSなどの無料ソフトがおすすめです。
2.キャプチャーボードを使ってiPhoneをPCに接続する
インストールが済んだら、iPhoneとキャプチャボードをHDMIケーブルで接続します。
iPhoneにはHDMI端子がないので、Lightning デジタルアダプターを使ってHDMI端子に変換します。
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iPhoneと接続したアダプターのHDMI端子にHDMIケーブルを差し込み、キャプチャボードと接続します。
iPhoneとキャプボを接続したら、USBなどでキャプボとPCを接続します。
3.キャプチャーソフトでPC上に映ったiPhoneの画面を録画する
PCに接続したら、キャプチャーソフトを起動します。
すると、キャプチャーソフト上に、iPhoneの画面が表示されるようになります。
表示されたのが確認できたら、iPhoneでそのまま実況したいゲームを起動し、キャプチャーソフトの録画ボタンをクリックして録画開始です。
自分の実況ボイスを入れたい場合は、マイクをPCに接続して入れる必要があります。
マイク音声などの設定方法は利用するキャプチャーソフトによって異なります。
HDCPに注意
キャプチャーボードを使うときには、iPhoneのHDCP(コピーガード)に気をつけなければいけません。
キャプチャソフトの中にはHDCP検出機能が付いているものもあり、うまくiPhoneの画面がPCに表示されないことがあります。
HDCP検出機能はキャプチャソフトの設定画面でオフに出来ます。
簡単な設定なので慌てずにチェックしておきましょう。
4.録画を終了する
キャプチャーソフトの録画停止ボタンをクリックすれば、画面録画が終了します。
利用しているソフトにもよりますが、録画したゲーム画面はPCに保存されます。
6:まとめ
iPhoneの画面録画には、
・iPhone単体で画面録画
・画面を録画できるアプリを使う
・ミラーリングアプリとPCを使った方法
・キャプチャーボードとPCを使った方法
の4つの方法があります。
本格的なゲーム実況動画を撮りたい場合は、少し手間ですが、PCを使う方法が良いでしょう。
その方が録画時の設定や、録画後の編集の幅が広がるからです。
しかし、最近ではiPhone単体で録画から編集までやる人も多くなっているので、実況初心者の人はまずは、iPhone単体でのゲーム実況を行うのも良いかもしれません。
無理せず、自分の環境に合ったやり方で、ゲーム実況を楽しみましょう。