
2025年7月1日、株式会社ショウイン、萩明倫館高等学校、株式会社大広九州、そしてプロeスポーツチームQT DIG∞を運営する株式会社戦国の4者が、eスポーツを活用した教育プログラムの推進に向けた業務提携を締結しました。
【PR】
福岡・山口の4社が業務提携を発表
今回の業務提携に参加したのは以下の4組織です。
株式会社ショウイン(全国300校の個別指導塾「松陰塾」を展開)
萩明倫館高等学校(2025年開校の広域通信制高校)
株式会社大広九州(地域密着型のマーケティング支援会社)
株式会社戦国(プロeスポーツチーム「QT DIG∞」を運営)
それぞれの得意分野を活かしながら、eスポーツを通じた自立学習・デジタル教育の推進を目指していくとしています。
eスポーツを使った新しい教育プログラム
この業務提携は、「eスポーツを“学びの入り口”にする」というビジョンのもと実現しました。
実施される教育プログラムは、単なるゲーム指導にとどまりません。
(1) eスポーツを活用した教育プログラムの運用
(2) デジタルスキル向上を目的とした講座・イベントの実施
(3) 地域コミュニティとの連携による学びと交流の場の創出
という3つの柱で構成されるアプローチが特徴です。
プロeスポーツチーム「QT DIG∞」が持つ専門知識と、松陰塾が培ってきた教育ノウハウを組み合わせることで、従来の学習方法では興味を示さなかった生徒たちにも新たな学習機会を提供できると期待されています。
今後の展望
松陰塾は、AIを活用した個別学習システムとプロ講師陣によるサポート体制により、生徒一人ひとりに最適な学びを提供しているのが特徴です。
今回の提携の第一歩として、松陰塾箱崎校でeスポーツコースの試験導入が行われることになっています。
eスポーツを活用した教育の可能性を拡げ、多様な才能を引き出すことを目指し、将来的には全国の松陰塾でも導入される可能性があるとのことです。
また、今回の連携を通じて、萩明倫館高等学校では、部活でeスポーツを取り入れ、eスポーツを活用した教育の可能性を拡げ、多様な才能を引き出すことを目指します。
さらに、両者は、地域社会との連携を深め、教育とエンターテインメントの融合による新たな価値創造に取り組むとしています。
まとめ
ショウイン、萩明倫館高校、大広九州、QT DIG∞の4社によるeスポーツ教育連携プロジェクトが発表されました。
ゲームを通じて学ぶという発想は、一見すると従来の教育観念と相反するように思えますが、実際には論理的思考力、問題解決能力、コミュニケーション能力など、現代社会で求められる重要なスキルを育成する効果的な手段として機能します。
この取り組みが成功すれば、全国の教育現場でeスポーツを活用した学習プログラムが広がるかもしれません。
eスポーツによって地域と教育がつながる“次世代型の学び”がどのように広がっていくのか、今後の展開に注目したいですね。
ソース:プレスリリース[@Press]