配信ソフトの中でも機能性や操作性が高い事で有名なXSplit!
どんな配信にも対応できるように、必要な機能は全て盛り込まれています。
使いたいと思っても、初めて使う方や配信に慣れてない方、別のソフトを使っている方はXSplitで何が出来るのか分からないですよね。
今回はXSplitの使い方や特徴を説明していきたいと思います。
SF2やCSGOの国際大会に日本代表として出場した経歴を持つ選手。
その他AVAやBSといったFPSタイトルの大会でも多数優勝経験あり。
現在はJet eSportsに所属。
Twitter→@darkmionfps
目次
XSplitの特徴
Xsplitは、録画や配信が出来るキャプチャツールのことです。
無料版と有料版が存在しており、有料版ならOBSを超える使いやすさと機能の豊富さです。
そんなXsplitの機能について、詳しく見ていきましょう。
複数サイトで同時配信が可能!
XSplitは、TwitchとYouTubeLiveで配信するみたいな、同時に複数のサイトで配信する事が可能です。
どちらの配信プラットフォームでも検索表示されるので、より多くのユーザーに見て貰えます。
注意点として、無料版ではこの複数サイトへのストリーミングは使用できません。
またPCスペックが低い場合や回線の性能が良くないと、複数配信が上手く配信出来ないので注意しましょう。
無料版と有料版の違いについて
有料版に比べて無料版では、以下のような制限がかかります。
- 高画質配信する場合、Xsplitのロゴが画面上に映る
- XSplit起動直後、10秒程広告が流れる
- 使用できるシーン数に制限がある
- ステレオで配信や録画が出来ない
- 同時配信が出来ない
ステレオで配信出来ないとなると、音楽に関わった配信をする場合や音質に拘る方は無料版では満足できませんよね。
様々な機能も制限されています、詳しい表はXsplitの公式サイトに載っています。
BroadCasterとGameCasterの2種類がある:それぞれの違いについて
現在XSplitには XSplitBroadCaster と XSplitGameCasterの二種類が存在します。
この二つの違いは、PCメインかPS4等のコンシューマーメインで使われる事です。
- GameCasterは、キャプチャボード使用する事に最適化されている
- BroadCasterは、PCでのアプリやゲームに最適化されている
もちろん、BroadCasterの方でもキャプチャボードからの映像を出力する事は出来ます。
自分がどんな環境で配信を行うかで、ダウンロードする方を決めてみて下さい。
対応しているのはWindowsのみ
現在XSplitが対応しているOSはWindowsのみです。
Macやその他OSでは使えないので注意しましょう。
豊富な機能を搭載
XSplitは様々な配信シーンにも対応出来るように、機能が豊富です。
機能の豊富さに対して直感的な使いやすさも優れています。
特に良い!と個人的に思っているのは、スマートセレクションと言う機能です。
このように見せたいウィンドウでクリックし、ドラッグすると...。
この部分のみのキャプチャが可能!
配信上にはこのように見せたい所だけ、配信上に映す事が出来ます。
シーン機能と組み合わせればゲーム画面の上に乗せることも出来ます。
この機能が気になった方は、無料版でもこの機能が使えるので是非試してみてください!
XSplitの使い方・設定方法
XSplitのアカウント作成する。
無料版、有料版どちらもXSplitを利用するには、公式サイトからアカウント作成が必要です。
XSplitの公式サイトに行き、右上の新規登録をクリックしましょう。
メールアドレスか、ソーシャルメディアと連携させましょう。
確認メールが届くので、アクティブを有効にすれば完了です。
XSplitをインストールする
確認メールをアクティブすると、ダウンロードページに飛ばされます。
Broadcaster、Gamecaster使ってみたい方ダウンロードをクリックして、セットアップを開始すれば、インストールが開始されます。
今回はBroadcasterをインストールして進んで行きます。
XSplitを起動しログインする
インストールが完了するとデスクトップ上にXSplitのアイコンが生成されるので、そこからXSplitを起動します。
すると、ログインを求められるので、アカウントを作成した時のメールアドレスまたはSNSでログインしましょう。
ソースを追加する
どの画面でもいいので、まずはソースを追加してみましょう。
ソースを追加することで、ゲーム画面が配信ソフト上に映ります。
右下のソースの追加をクリックし、映したいソースを選択します。
ソースの種類 | 特徴 |
---|---|
Screenキャプチャー | デスクトップや映したいウィンドウ、先ほど紹介したスマートセレクションを使う場合はこちら |
ゲームキャプチャー | ゲームを映す場合はこちら |
デバイス | ウェブカメラ、キャプチャボードの画面を映す場合はこちら |
早速ゲーム画面をXsplit上に映してみましょう!
映したいゲームを起動した上で、「ソースの追加」→「ゲームキャプチャー」を選択してください。
起動しているゲームが表示されるので、クリックして選択!
するとこのように、画面に表示されます。
ソースを編集する
複数のソースを追加する場合も上記同様に、ソースを追加します。
プレビュー画面で映し出したソースをクリックしながらドラッグすると、位置調整が可能です。
各ソースの端にマウスカーソルを合わせるとサイズ調整が可能になるので、クリックしてドラッグしましょう。
ゲーム音やマイクの設定
ゲーム音やスピーカーを選択する場合は、下の画像の部分を選択してください。
マイクのマーク、スピーカーのマーク、それぞれで調整が可能です。
再生デバイス、録音デバイスを変更する場合は、右の歯車マークを押してください。
すると「システムサウンド」や「マイク」が出てくるので、任意のデバイスを選択するといいでしょう。
Youtubeやツイキャスなど配信サイトの設定
メニューバーにある「ブロードキャスト」をクリックすると、各配信サイトの名前が出てきます。
任意のサイトを選択して、配信の設定を行っていきましょう。
ここではいつも通りTwitchを選択して進めます。
クリックした後、ログイン認証を求められます。
これを完了し、必要な設定を済ませれば配信準備完了です。
画質や音声の設定方法
ブロードキャストから、アカウント連携させ、「出力設定」を開くと以下のような画面になります。
この画面から画質、音質、遅延の設定等をする事ができます。
ビットレートは、「自分の回線速度」と「配信サイトのビットレート上限」のどちらかの最大値を選んでください。
「放送の遅延を有効にする」にチェックを入れて秒数を指定すれば、指定した秒数だけ遅れて配信に画面が映ります。
ゴースティングされたくない場合などは設定してください。
シーン機能を使いこなせばかなり便利!
複数のシーンを設定すると、シーン切り替え時に演出を付ける事が出来ます。
トランジション速度は、切り替えまでの時間を調整する設定になっています。
メニュー下部にあるStinger を使えば、更に動きの付いた演出をする事もできます。
録画もできるので実況動画作成にも最適!
XSplitには配信以外に、録画機能も搭載されています!
メニューバーにある「レコーディング」をクリックし、「ローカルレコーディング」の歯車ボタンをクリックしましょう。
これで設定画面を表示させます。
ここから、動画のエンコードの設定や、音声の設定が行えます。
設定が完了したら、もう一度メニューバーからローカルレコーディングをクリックし
解像度、FPSを選択したら、レコーディングが開始されます。
停止する場合はもう一度メニューバーのレコードから「一時停止」、「停止」を選択すれば録画が中断、終了されファイルが保存されます。
複数サイトでの同時配信方法
XSplitは、簡単に複数のサイトで同時配信を行う事が出来ます。
やり方は、同時に配信したいサイトの出力設定を済ませた後一つずつ配信開始を押すだけで、配信が開始されます。
注意点として、複数のサイトで配信を行うのでPCのスペックや回線の速度(上り速度)の性能が必要です。
性能が悪いと配信が綺麗に映らない場合等があるので、PCスペックや回線状況と相談しながら同時配信をしてみましょう。
またこの機能は無料版では制限がされていて使用する事が出来ません。
使いたい方は、他の機能も使えるようになるので是非プレミアライセンスを購入してみましょう。
まとめ
配信開始に最低限必要な機能、設定だけを紹介しましたが、XSplitにはまだまだ、実用的な設定が数々あります。
配信以外でも、録画機能が搭載されているので、実況も配信する方はXSplitひとつで配信・録画ができます。
また無料版で試してみるとわかると思いますが、操作性が分かりやすく、しやすい!
他の配信ソフトを使っている方も、使ってみてすぐ操作には慣れると思います。
初めて使う方にも分かり易く入っていけます。
無料版を使ってみて、もっと機能がほしい!と思ったらプレミアライセンスを購入してみて下さい。
自分好みの見心地が良い配信を作り上げることが出来ますよ!