ツイキャスでゲーム実況する時に、一番お手軽なのはスマホ単体で配信を行うことです。
パソコンも不要で誰でも行えますが、初心者の方なら配信から音が出なかったり、コメントの表示が分からなかったりすることもあります。
スマホ単体でツイキャス配信を行う場合に、
- するだけで配信の質が変わる通知やコメントの表示設定
- スクリーン配信のスムーズなやり方
これらを、iPhoneとAndroid別で解説します!
やり方は至ってシンプルで、使っているスマホにツイキャスアプリをインストールして、画面収録を行うのみ!
アンドロイドの場合でも、スクリーン配信でちゃんとゲームを配信することが出来ます。
自分が使っている端末に応じて下の目次をタップして、やり方の解説項目にジャンプしてください。
目次
スクリーン配信とは?
スクリーン配信とは、iPhoneの画面収録という機能を使ってライブ配信することを指します。
画面収録はiOSのバージョン 11以降に搭載されています。
アンドロイドの場合でも、画面のキャプチャをツイキャスアプリで行うことで、ゲーム配信が可能です。
スクリーン配信を用いると、スマホの画面に映っているものをそのまま全て視聴者に見せてしまいます。
なので配信中に不意に友達からの通知で個人情報が映ってしまう可能性もあるんです。
そのため、プライバシーを守る設定には注意しましょう。
スクリーン配信のやり方について
まずはスクリーン配信をする時のインストールから設定、配信開始までを流れで解説します。
iOS、 Androidそれぞれの設定方法は異なるため、お使いのスマホに合った設定方法を細かく解説していきます。
まずはiOSでもAndroidの場合でもやっておくべきことから解説していきます。
ツイキャスライブをインストールしよう
まずはツイキャスライブを使っている端末に導入していきましょう。
iPhoneの場合はApp Store、Androidの場合はGoogle Play Storeからツイキャスライブを検索してください。
導入したら次はアプリを開いて、アカウントを連携させましょう!
インストールが終わったらアプリを開いてTwitterアカウントと連携
ツイキャスアプリを開いたら、ログイン画面が出てきます。
この時に自身が使っているTwitterアカウントと連携させてアカウントを作成しましょう。
連携させると、配信したときに自動的に配信開始の通知が送られるので、非常に便利です。
アカウントの紐づけが完了すると、次はTwitterアカウントでツイキャスを開きます。
カメラやマイクへのアクセスを求められますが、必ずOKを押して許可をしましょう。
許可しなかった場合、音声・映像共に使えない配信になってしまいます。
IOS端末で配信する場合
画像引用:ツイキャスヘルプ"[iOS]スクリーン配信・ヘルプ"
iPhoneを使って配信される方はここで詳細な設定をご紹介していきます。
- スクリーン配信に必要な画面収録の設定
- 通知対策の設定
- 生配信を始める際のサムネやタグの設定
- コメントの設定
これらを解説します!
スクリーン配信の設定について
まずは画面収録をコントロールセンターに含める設定から始めます!
既に画面収録がコントロールセンターに入っている場合、設定の必要はありません。
①iOSの設定アプリを開きます。
②設定にある「コントロールセンター」を開きます。
③下にある「コントロールをカスタマイズ」を選択。
④「画面収録」を探し、左端にある緑色の「+」を押します。
⑤カスタマイズ欄の上部にある「含める」の中に追加されていれば設定完了です。
この設定は初回のみで大丈夫です。
この設定を行うことで、画面をスライドしたときに出てくるコントロールセンターに画面収録が入ります。
プッシュ通知の設定をしよう
配信を行う際「画面収録」によって、画面に映るものすべてがライブ配信され、視聴者が見てしまいます。
そのため、配信中に不意に別アプリのプッシュ通知(LINEなど)が表示されて配信に映ってしまうと、個人情報が洩れる場合も考えられます。
ゲーム配信による個人情報の漏洩を防止する対策を2つご紹介します。
通知ぼかし機能を使う
手っ取り早い対策の一つが「通知ぼかし機能」です。
これを有効にすることで、ほとんどのプッシュ通知にモザイクがかかります。
これで視聴者は通知の内容を読み取ることが出来なくなります!
①ツイキャスライブを開く。
②画面下部の歯車マークをタップ。
③「ライブ配信の設定」の欄にある「スクリーン配信の設定」をタップする。
④「通知ぼかし機能」を有効にする。
これで設定完了です。
配信者自身のスマホでは、プッシュ通知はぼかされずに普段通り表示されます。
実際に通知ぼかし機能を使うと、下のような配信画面になります。
視聴者側でのみプッシュ通知の部分だけがぼかしが入り、通知の内容を読み取れなくなります。
設定したからと言って安心せずに、配信する前に必ずテスト配信でぼかし機能が動作しているか確認を行うようにしてくださいね。
アプリの設定をする
プライバシーを守るなら、アプリごとにプッシュ通知の内容が表示されないように設定をしてしまえばいいので、心配な方は配信前にこちらも設定しましょう。
- iOSの設定アプリを開く。
- 「通知」をタップ。
- 通知により個人情報が洩れる可能性のあるアプリを選択してタップする(LINEやTwitterなど)。
- 「プレビューを表示」をタップし、「しない」を選択。
まったく通知が不要なアプリであれば、完全に通知を無効にしてしまうのもアリです。
ちなみにラインの着信通知を切るには、ラインの「設定」から「通話」を選択して、「通話の着信許可」をオフにしてください。
そうすればライン通話がかかってきても、画面を占有されることはありません。
生配信を開始しよう
それでは実際に配信してみましょう。
①マナーモードを解除し、イヤホンを繋げている場合はiPhoneから外す。スピーカーから漏れたゲーム音声をマイクで拾う必要があるためです。
②「ツイキャスライブ」を開き、画面下部にある歯車をタップします。そして開始メッセージ、タグ、カテゴリを設定します。
③配信したいゲームを起動させます。
④画面の下から上にスワイプし、「コントロールセンター」を開く。iPhone 11の場合は上から下にスワイプ。
⑤設定した「画面収録」ボタンを長押ししましょう。
⑥画面収録から「ScreenCast」をタップして選択します。
⑦「マイクオーディオ」をタップして「オン」にします。これが「オフ」だと自分の声だけでなく、ゲーム音声も配信に反映されないので注意しましょう。
⑧「ブロードキャストを開始」をタップすると、配信を開始するまでのカウントダウンが始まります。
⑨カウントダウンが終わるまでに、ゲーム画面に合わせてスマホの向きを「縦」または「横」に固定しましょう。カウントダウンが終われば配信が開始されます。
⑩配信を停止する場合は「コントロールセンター」を再度開いて、「画面収録」をタップします。
配信を始める時の注意点が2つあります。
1つ目はカウントダウンが終了すると、その時点で配信画面が固定されることです。
配信中には「縦」と「横」の向きを変更することはできません。
自分が行うゲームの方向で配信を開始しましょう。
二つ目は間違って個人情報が映らないようにしましょう。
例えば設定アプリを開いてしまうと、本名が表示されます。
アルバムのアプリを開いてしまっても、プライベートな画像が映ってしまいます。
ゲーム配信中の各種アプリケーションの取り扱いには十分注意しましょう。
コメントを表示・確認しよう
ゲーム配信中の視聴者によるコメントは画面上部に「プッシュ通知」で表示させることができます。
インストール後の初回起動時に「通知を許可しますか?」と確認画面が表示された際に、「許可」していればコメントがプッシュ通知されます。
もしくはiOSの「設定」アプリから「ツイキャス」→「通知」→「通知を許可」を有効にし、「プレビューを表示」を「常に(デフォルト)」にすることが必要です。
これでもうまくコメントが表示されない場合は、「ツイキャスライブ」のアプリから画面下部にある歯車アイコンをタップしてください。
そして「ライブ配信の設定」の欄にある「スクリーン設定」から「通知でコメントを表示」が有効になっていることを確認しましょう。
これでiPhoneで配信する際のスクリーン配信のやり方、各種設定は終わりです。
そのまま配信開始を押して、多くの視聴者との配信を楽しみましょう!
Andoroid端末で配信する場合
画像引用:ツイキャスヘルプ"[Android]スクリーン配信・ヘルプ"
Androidを使って配信される方は、ここで詳細な設定をご紹介していきます。
ゲーム画面を映す設定をツイキャスライブ内で行うので、設定方法をしっかり確認してくださいね。
配信したいアプリを開いた状態でスクリーン配信を開始しよう
①ツイキャス・ライブを起動し、画面下部にある「設定」を開きます。
②配信に関連する「カテゴリ」、「タグ」を設定します。
③プレビューの左下にある「カメラ」アイコンをタップします。
④画面右上にある「スクリーン配信」をタップします。
⑤表示されるウィンドウの「他のアプリに重ねて表示」を「許可」します。
⑥他のアプリの上に重ねて表示できるようにする権限設定を許可し、ツイキャスライブに戻りましょう。
※Android OS バージョンは5.xxを使用している方は⑤、⑥は無視してください。
⑦戻ったら「今すぐ開始」をタップし、配信開始画面へと移動します。
⑧配信したいゲームアプリを開いた状態でスクリーン配信を開始します。
これで、ゲームアプリを開きながらの配信が出来るようになりました!
次は通知に関する設定を行っていきましょう。
通知の設定をしよう
iPhone同様に、アンドロイドで配信していても、通知が視聴者に見えてしまいます。
そのためアンドロイドの場合場合、「設定」の「通知」から、通知の設定を切るようにしましょう。
こうすることで、配信中に通知が表示されることが無くなります。
コメントの表示・確認をしよう
スクリーン配信中は、画面上部にバーが出現します。
画面のバーでコメントの投稿・表示やテロップ・アンケートの設定、マイクのミュートを設定できます。
バーの非表示や任意の場所への表示位置の変更も可能です。
バーを非表示にした状態でも、コメントが来たときは画面上部に表示されるので、安心して視聴者の声を見ることが出来ます。
まとめ
ツイキャスでスクリーン配信を行う場合は、画面収録を使う必要があります。
アンドロイドの場合でも、アプリ内で画面収録が出来ます。
コメントの表示やプライバシーの設定、音の設定などを行って、スマホ単体でツイキャスのゲーム配信を行いましょう。
いまはツイキャスゲームズという、よりゲーム実況に特化したプラットフォームもあります。
そちらの配信方法が気になる方は、下の記事から見てみて下さい!
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