PCのミラーリングソフトを使えば、iPhoneの画面をPC上に映して生配信できます。
画面ミラーリングは、モニター上でiPhone内の画面内を見れるだけでなく、スマホゲームの配信や録画を行う時に必要です。
そんなミラーリングでどうやれば生配信できるのでしょうか。
- iPhoneの画面ミラーリングの流れと必要な機材・ソフト
- iPhoneの画面ミラーリングのやり方
これらについて、実際の画面を交えながら解説していきます!
費用を抑えてiPhoneのゲーム配信を行いたい方必見です。
目次
画面ミラーリングについて
画面ミラーリングは、iPhoneの画面を同じネットワーク上にあるPCに送ることで実現できます。
なので同一のWifiネットワーク上にiPhoneとPCが接続されていることが条件です。
ミラーリングを使ってゲーム配信や録画をしている時、操作はiPhone上で行います。
しかしゲームの音はPCから出てきます。
PCから出てくる音は、iPhoneの操作画面に比べて若干遅延してしまうんです。
なのでゲームによってはプレイしづらいものがあるので注意してください。
画面ミラーリングに必要な機材・ソフト
画面ミラーリングに必要な機材やソフトは以下の通り!
- iPhone
- PC
- ミラーリングソフト
- 無線LANルーター
- PCとiPhoneを同じWifiに接続出来る環境
配信する場合、PCとiPhoneは必ず無線LANルーターから近い位置で行いましょう。
遠いと回線が不安定になり、配信自体が不安定になってしまうからです。
ミラーリングソフトについて
ミラーリングに必要なミラーリングソフトについて、以下の内容を解説していきます!
- ミラーリングソフト一覧
- おすすめのもの
まずは配信で欠かすことのできない、ミラーリングソフトをインストールしましょう。
おすすめミラーリングソフト一覧
おすすめミラーリングソフトの一覧は下の表の通りです。
ソフト名 | 価格 | 無料体験版 |
---|---|---|
Reflector3 | 14.99ドル | 有り |
Lonely Screen | 14.95ドル/年 | 有り |
Elgato Screen Link | 1,200円 | 有り |
Air Server | 2,300円 | 有り |
非常に有料ソフトが多く、比較的値段も高いです。
中にはサブスクリプション(月額課金型)のアプリもあります。
制限付きで無料で使えるものもある
ミラーリングソフトは全て有料ですが、期間限定でなら無料で使えます。
ダウンロード自体は全て無料なので、気軽にミラーリングが出来るか試してみて下さい。
ミラーリングソフトを購入する前に、必ず無料で体験してください。
ミラーリングソフトのおすすめは?
中でもおすすめなのは、「Reflector3」です。
価格も安くて使いやすい定番のミラーリングアプリです。
自身が使っているOSの種類で動作するものをダウンロードしましょう。
ちなみにソフトはiPhoneでダウンロードするのではなく、PCでダウンロードしてください。
このソフトをPC上で動かすことで、ミラーリングが行えます。
画面ミラーリングのやり方
ここからミラーリングソフトを用いた、iPnoneの画面ミラーリングのやり方を解説していきます。
必要なものさえそろっていればすぐにできますよ!
PCとiPhoneを同じWifiに接続する
画面ミラーリングするには、iPhoneとPCが同じネットワーク上に無いとできません。
なのでPCとiPhoneを同じWifiに接続しましょう。
もしもLANルーターが無い場合は、購入してください。
安いものだと数千円で買うことも可能です。
ミラーリングソフトを使ってPC上にiPhoneの画面を映す
ミラーリングソフトがインストール出来たら、下の方法でPC上にiPhoneの画面を映しましょう。
1.ミラーリングソフトをPC上で起動する2.その後iPhoneのコントロールセンターを表示する
3.画面ミラーリングをタップする
4.ミラーリングソフトをインストールしたPCの名前をタップする
これで完了!PCにスマホの画面を映し出せたことを確認してください。
キャプチャーソフトにミラーリングした画面を取り込む
PCにiPhoneの画面を映すことが出来たら、次はPCで配信ソフトを起動してください。
スマホで生配信や録画を行う場合、キャプチャーソフトがあると楽です。
ここでは、当サイトでおすすめしている無料キャプチャソフトのOBSでの使い方を解説します。
1.画面キャプチャを追加する
OBSの「ソース」の「+」から、「ウィンドウキャプチャ」を選択しましょう。
ウィンドウ選択部分でミラーリングソフトを選びましょう。
これはデスクトップ上に映っている画面を視聴者に映すために必要です。
ソースの作成は、適当に名前を付けてOKをクリックしましょう。
2.画面を合わせる
iPhoneの画面がOBS上に出てきたら、次は画面を合わせましょう。
画面キャプチャ上で右クリックし、「変換」から「画面に合わせる」を選択します。
これで配信の準備完了!
配信サイト側で配信の準備をする
OBSでの画面キャプチャが完了したら、いよいよ配信サイトとキャプチャーソフト側で配信の設定を行いましょう。
詳しくは下の記事で解説します。
自分が配信したいサイトごとにやり方やコツが変わってくるので、それぞれ見てみて下さい。
まとめ
ミラーリングソフトを用いて、PC上にiPhoneの画面を映すには、無線LANルーターとミラーリングソフトがあれば簡単に行えます。
キャプチャボードを使ったやり方よりも費用を抑えることが可能です。
Wifiを使った配信なので、配信がたまに不安定になることは注意してください。
ミラーリングソフトを用いて、iPhoneから手軽に生配信を行ってみて下さい。