「Youtubeでライブ配信をやりたい!
でもやり方は分からないし、難しそう…。」
そんな方のために、Youtubeでのライブ配信のやり方を解説!
また、
- YoutubeLiveに必要な機材
- 上手な配信設定
なども合わせて紹介します!
Youtube Liveを始めるのは簡単!
実際にYoutubeを開きながら、一緒に見ていきましょう!
SF2やCSGOの国際大会に日本代表として出場した経歴を持つ選手。
その他AVAやBSといったFPSタイトルの大会でも多数優勝経験あり。
現在はJet eSportsに所属。
Twitter→@darkmionfps
目次
YouTubeLiveとは?
YoutubeLiveとは、Google社が運営しているYoutube上のライブ配信サービスです。
YoutubeLiveの特徴は以下の通り!
- 無料でかつ高画質で配信が出来る
- 追っかけ再生(放送中の番組を最初から視聴すること)が出来る
- 配信録画の保存期間が無期限
- スーパーチャットという視聴者から配信者へのお金寄付システムがある
特に魅力的なのが、配信録画の保存期間が無期限であることです。
YoutubeLive以外のサービスでは、一定日数経過で自動的に削除される場合がほとんどです。
いつでも自身の録画を見返せることが、YoutubeLiveを利用する上で嬉しいポイント!
YouTubeLiveに必要な機材・ソフト
YoutubeLiveを始めるには最低限以下のモノが必要です。
- PC
- マイクやウェブカメラなどの周辺機器
- 配信ソフト(キャプチャーソフト)
- Youtubeのアカウント
PC
YoutubeLiveでのゲーム配信はPCを利用してを行うのが基本なので、どのゲーム機で行うにしてもかならずPCは必要となります。
また、遅延なく、スムーズなゲーム配信するためにそれなりに高スペックのPCが必要です。
特にPCゲームをゲーム配信する人は、YoutubeLiveをしながらも、ゲームがスムーズに動作するスペックが必要なので、ゲーミングPCなどの高スペックのPCをおすすめします。
マイクやウェブカメラなどの周辺機器
YoutubeLiveで自分の声や姿も見せたい人は、マイクやウェブカメラなども必要です。
顔出しせずにゲーム配信をするという人は、マイクだけ準備しても問題は無いでしょう。
配信ソフト(キャプチャーソフト)
YoutubeLiveでゲーム配信を行うには、配信ソフト(キャプチャーソフト)が必要です。
配信ソフトは無料から有料まで幅広いものがあるので、自分が使いやすいやつを利用しましょう。
おすすめの配信ソフトは、無料で使えるキャプチャーソフト「Obs」です。
ゲーム配信はもちろん、ゲーム実況動画作成にも活用できる優れたソフトです。
無料で利用できることから、多くのゲーム配信者に愛用されています。
▼Obsについてはこちら▼
Youtubeアカウント
YoutubeLiveはYoutubeが提供している配信機能です。
なので、YoutubeLiveを利用するには当然、Youtubeアカウント(チャンネル)が必要となります。
YoutubeアカウントはGoogleアカウントがそのまま利用される形となるので、Googleアカウントがあれば簡単に開設できます。
Googleアカウントがない場合は、作成する必要があります。
YouTubeでライブ配信する方法
Youtube Liveで配信する手順を、実際のキャプチャ画像と一緒に解説していきます!
1.Youtubeチャンネルを開設する
YoutubeLiveを行うためにはYouTubeチャンネル(YouTubeアカウント)を開設する必要があります。
1.Googleアカウントを作成する
Youtubeチャンネルを開設するには、Googleアカウントが必要です。
なので、まずはGoogleアカウントを作成しましょう。
普段使っているGoogleアカウントがある人は、そのアカウントをそのまま利用しても問題ありません。
2.Youtubeでチャンネル開設をする
Googleアカウントを作成したら、Youtubeからチャンネル開設を行います。
Youtubeにアクセスし、右上のログインボタンをクリックします。
ログインしたら、右上のアイコンをクリックし、表示されるメニューから「チャンネルを開設」という項目をクリックします。
「クリエイターとしての一歩を踏み出しましょう」という画面が出たら、「始める」をクリックして、アカウントをそのまま使うかカスタム名でチャンネルを作成するかを選びましょう。
希望のチャンネル名を入力して、「作成」ボタンをクリックして完成です。
アイコンやチャンネルアートを変更したいときは、右上の「チャンネルをカスタマイズ」をクリックして、表示される編集画面で行えます。
2.Youtube Studioにアクセス
Youtubeチャンネルの開設が完了したら、右上のアイコンをクリックし、表示されるメニューから「Youtube Studio」にアクセスします。
3.ライブストリーミングの有効化
YouTubeStudioにアクセスしたら、ライブストリーミングを有効化を行います。ライブストリーミングの有効化には、認証から1日かかるので注意してください。
アイコン横の「作成」から「ライブ配信を開始」を選ぶか、そのままライブ配信を開始するアイコンをクリックします。
ライブ配信を認証していないアカウントだと、認証画面が表示されます。
電話番号認証となるので、携帯電話もしくはSMSで認証を行って、ライブストリーミングを有効化します。
ライブ配信は、電話番号認証を行ってから24時間経過したアカウントでないと行えないようになっています。
3.エンコーダ配信の設定
ライブストリーミング有効化したら、早速配信準備・設定を進めます。
ライブ配信を行う時は、
- アイコン横の「作成」から「ライブ配信を開始」を選ぶ
- そのままライブ配信を開始するアイコンをクリック
で始めることができます。
ライブ配信を選んだら、新しいエンコーダ配信を作って、配信を開始してきましょう。
入力項目 | 詳細 |
---|---|
タイトル | 動画のタイトルを入力する場所です。自分がやっているゲームと内容は必ず入れましょう。また、数字や感情が入っている方が目を引きやすいです。 |
公開範囲 |
|
説明を追加してください | 配信の概要欄で、配信や自分の詳細などについて記載しましょう。ツイッターアカウントや公開しているゲーム実況動画のURLなども貼ると、ファンを獲得しやすいです。 |
ゲームタイトル | 自分がプレイしているゲームタイトルを入力して、選択しましょう。同じゲームをプレイしている視聴者さんを集めやすくなります。 |
後でスケジュール設定 | チェックを入れると、生配信の予約が出来ます。 |
カスタムサムネイルをアップロード | Youtube上で出てくる動画をアップロードできます。生配信や動画の場合「タイトル」と「サムネイル」を見て視聴者が動画を見つけてくれます。なるべくYoutube上で目を引いて、気になるサムネにしましょう。 |
この動画は子供向けですか? | 自分のゲーム配信が子供が見ても問題ない内容である、もしくは実際に子供が視聴している場合はチェックを入れましょう。2019年11月22日からコンテンツ内容が子供向けかどうかを判断するために、設定が義務付けられました。こちらの詳細は、「子ども向けコンテンツの詳細」から確認してみて下さい。 |
この部分を入力したら、テスト配信を行ってください。
- 実際に動画が配信されているか
- 声やゲーム音は最適な大きさか
- 映るとまずい部分が映っていないか
- 画質は安定しているか
テスト配信に関しては、下の赤枠内部分のプライバシーの設定で、限定公開や非公開を設定してください。
4.ライブ配信の設定
エンコーダ配信を作成したら、配信ソフトを活用して、ライブ配信の設定を行っていきます。
ストリームキーを配信ソフトにコピペする
まずは「ライブ配信の設定」で確認できるストリームキーをコピーします。
コピーしたストリームキーを配信ソフトに設定します。
下図はOBSでの設定例です。
「配信」→「ストリームキー」にコピペしましょう。
この設定を行わないと、Youtubeで配信することは不可能です!
DVRを有効にするにチェック
次に、DVRを有効するにチェックを入れましょう。
YoutubeLiveを設定するとき、デフォルトでチェックが入っているので確認だけして下さい。
遅延度を設定する
あとはライブ配信の遅延度を設定します。
遅延度は
通常の遅延
低遅延
超低遅延
の3つから設定できます。
とにかく視聴者さんとやり取りをする雑談配信なら「超低遅延」を選びましょう。
一般的なゲーム実況なら「通常の遅延」で構いません。
エンコーダ配信の設定はこれで完了!
いよいよゲーム配信を始められます。
しかし、ゲーム機によって配信の方法が変わってきます。
PC、PS4、Switch、スマホそれぞれの配信方法を紹介します。
PCでゲーム配信をやる方法
PCで配信を行う場合は、以下の手順で配信が出来ます。
- Youtube側で配信設定とストリームキーの取得を行う
- (上記で紹介した方法)
- 配信ソフト側で配信の設定を行う
- 配信ソフトにストリームキーを入力して、配信開始を押す
PCでの配信は、配信ソフトで配信設定をおこない、ストリームキーをコピペするだけで行なえます。
ここでは多くの配信者が利用しているOBSでその流れを解説します。
配信ソフトの設定からYoutube配信までの流れ
まずは、OBSをPCにインストールし、起動します。
OBSが起動したら、設定をクリック。
左側の配信から、自分が配信を行う配信サービスを選択します。
この設定画面で音声や映像の出力設定が出来ます。
映像や音声設定は、PCスペックで設定する数値が変わってきます。
自身のPCスペックに合った設定を行いましょう。
そして一番大事なのが、先ほど説明したストリームキーを必ずOBS Studioに必ず貼り付けましょう。
このストリームキーを入力しないと、何があっても配信が開始されないので注意しましょう。
設定が完了したら、赤枠の配信開始を押せば配信がスタートされます。
PS4でゲーム配信をやる方法
PS4でゲーム生配信をする場合
- 「PS4のSHARE機能を使ってPS4から配信する方法」
- 「キャプチャボードをPS4に繋いでPCから配信する方法」
この2つがあります。
それぞれの詳細なやり方は以下の記事にまとめています。
▼PS4だけでゲーム配信する方法▼
▼PS4ゲームをPCで配信する方法▼
スイッチでゲーム配信をやる方法
Switchでゲーム配信をやるには、
- PC
- キャプチャーボード
- 配信ソフト
が必要です。
キャプチャーボードを利用してSwitchのゲーム画面をPCに表示させ、その画面を配信ソフトを活用して配信します。
詳しくは以下の記事にまとめています。
▼Switchでゲーム配信する方法▼
iPhoneでゲーム配信をやる方法
iPhoneでゲーム配信を行う場合も、
- PC
- キャプチャーボード
- 配信ソフト
などが必要です。
PCが無くても配信は可能ですが、質の低い配信になってしまいます。
また、モバイルアプリでYotubeLive配信する際はチャンネル登録者1,000人でないと利用できません。
なのでiPhoneで配信する際も、PCを使うようにしましょう。
配信方法は、
- キャプチャーボードを使う方法
- ミラーリングアプリを使う方法
の2つのやり方があります。
詳しくは以下の記事にまとめています。
▼iPhoneでゲーム配信する方法▼
YouTube Liveについてまとめ
初めての方が設定画面などを見ると、配信するのは大変だと思うかもしれません。
しかし、最低限で配信をする場合に設定をする項目は少なく、配信をする事自体はとても簡単です。
こだわり尽くせば設定する項目も増え、機材の構成等も増えます。
その分見栄えはとても良くなるので、慣れて来たら設定や機材にもこだわって見ると視聴者受けもします。
YoutubeLiveでは自分の配信のアーカイブが見れるようになっているので、過去の配信を見直して、設定など試行錯誤しながらするのも配信のひとつの楽しみ方ですよね。
参考サイト:YouTubeヘルプ"YouTube"でライブ配信"