【2020年7月閉鎖】Mixerでの配信の仕方について┃配信設定や配信できない原因について詳しく解説

※Mixerは2020年7月に閉鎖しました

Mixerは、Microsoft社が運営するゲーム配信サイトです。

最近だと人気ストリーマーのNinjaとShroudがTwitchから移ったのでとても話題になっています。

超低遅延(視聴者とのラグが無い)配信や、高画質での配信が出来る優れたサイトです。

しかし操作性が悪く、配信初心者がライブ配信を始めようと思っても難しい場合があります。

そこでMixerで配信できない・配信の仕方が分からないという方のために、

  • Mixerのデバイスごとの配信のやり方
  • Mixerの配信設定のやり方
  • OBSでのMixerの配信設定のやり方

等を解説しました。

bushi

bushi
恐らくここから国内の配信者も囲い込まれていくかも?今のうちにMixerで配信して、人気者を目指そう!






目次


2020年7月22日をもってMixerは閉鎖

注目を集めていたMixerですが、2020年7月22日をもってMixerは閉鎖となりました。

閉鎖についてマイクロソフトは

市場シェアが低く、競合するサービスと比べて事業拡大が出来ない

引用元:Wikipedia

ことを理由にしています。

Mixer終了はMeta(前Facebook)と提携し、Facebook Gamingへとリダイレクトするとしています。

Mixerでの配信準備について

Mixerで配信するには、一般的に以下のステップを踏む必要があります。

  1. Mixer側で配信の設定を行う
  2. ゲーム機の設定を行う
  3. 配信ソフト・配信媒体(スマホ・XBOX)側で設定を行う
  4. 配信開始

まずは最初のステップであるMixer側での配信設定を解説します。

Microsoftアカウント作成

Mixerでログインするには、Microsoftのアカウントが必要です。

もしアカウントが無い場合は、Microsoft公式サイトで作成してください。

TwitterアカウントやDiscordアカウントでのログインも可能です。

サイトにログインして、一緒に配信準備を進めていきましょう。

まずサイトに入ったら、右上のサインインの部分からログインしてみて下さい。
mixerサインイン

ストリーミングタイトル・ゲームタイトルの設定

アカウントが作成出来たら、早速Mixer側での配信設定を行っていきましょう。

画面右上のアカウントのアイコンをクリックしてください。

すると「配信ダッシュボード」という部分があるので、そこから設定画面に飛びましょう。

mixerダッシュボード

設定画面に進むと、まずは配信に関するルールの確認が行われます。

mixer配信のルール確認

その後ストリームキーの要求に24時間待たなければいけません

ストリームキーの要求待ちが出来たら、ミクサーの詳しい配信方法をチェックしておきましょう!

もしくはこの記事をブックマークしておいてみてください。

配信の設定は、「配信」という部分で行います。

「ストリーミングタイトル」「ストリーミング中のゲーム」「チャンネルの視聴者」「チャンネルの言語」「公開のテキスト」をそれぞれ入力してください。

mixer配信設定

「公開のテキスト」は、視聴者がTwitterやFacebookで配信を共有した際に書き込まれる内容です。

ChatBot自動モデレートは、自分の配信に不適切なユーザーを自動的にチャットボットに排除させるシステムです。

最初のうちは特に設定しなくても大丈夫です。

以上でMixer側の設定は完了!「保存」を押して終了しましょう。

bushi
アカウントを作ったら、すぐに配信を始めることが出来るぞ!
ここからはPCを使うのかPS4を使うのかなど、ゲーム機による配信の仕方の違いを解説するぞい。

Mixerの配信パターンとやり方

Mixer側の設定が終わったら、次は配信するゲーム機側で設定を行います。

ちなみにPS4単体での配信にMixerは対応していないので注意してください。

配信のパターンは以下の通り!

  • PCを使うやり方
  • スマホ単体でのやり方
  • Xbox oneでのやり方

PCを用いれば、何のゲーム機でも配信することができます!

PCを使うやり方

PCを使えば、PC/PS4/Switch/スマホなどすべてのゲーム機で配信が可能です。

配信用のPCのおすすめが知りたい方は、下の記事から確認してみて下さい!

スマホやPS4で無理する配信とは全く違い、快適で人気の出やすい自由な配信を実現できます。

 

PCを使う場合、基本的に配信ソフトを用いるようにしましょう。

しかしWindows10の場合だけ、配信ソフトを使わなくても配信をすることが出来ます。

配信ソフトを使う場合と使わない場合のやり方を解説します。

1.配信ソフトを使うやり方

PC上から配信ソフトを使って行う方法が、一番スタンダードで簡単です。

PCからPCゲームを配信する場合は、配信ソフト側にストリーミングキーを入力すれば、配信を開始できます。

PS4やSwitch、スマホの画面をPCに映し出して配信する場合、キャプチャボードが必要です。

詳しくは下の記事で紹介します!PCを使った配信方法が気になる人は、こっちの記事も見ておいてください。

2.配信ソフトを使わないやり方

Windows10には、ゲーム配信機能が実装されています。

この機能を使えば、配信ソフトは必要ありません。

やり方としては、ゲームを起動した後にWindowsキー(キーボ左下の紙みたいなマーク)∔Gキーを押すだけで配信できるようになっています。

注意点として、これはPCゲーム向けの機能です。

なのでPS4やSwitchを配信するには、配信ソフトが必要になります。

またWin10の機能を使った配信も品質は決して高くなく、設定も詳細にはいじれません。

PCを使う場合は配信ソフトを使って、視聴者も自分も心地の良い品質の配信を行いましょう。

スマホ単体でのやり方

スマホ単体で配信する場合、Mixer Createをインストールすることで、ゲーム配信が出来ます。

このアプリの画面を取り込む機能を使って、ゲームプレイ画面をキャプチャしましょう。

XBOX Oneでののやり方

Xbox Oneには、Mixerでのゲーム配信機能がデフォルトで搭載されています。

なので、Xbox oneは単体でゲーム配信を行えます。

ちなみにXbox oneは、TwitchとMixerにのみ対応済みです。

詳しくは公式の動画ガイドを見てみて下さい。
※この動画は英語でのみ視聴可能です。

Mixerの設定をする前に知っておきたいこと

PCかスマホ単体かXbox oneを使うかを決めたら、設定に入っていきましょう。

しかし!その前に知っておきたい3つのMixerのポイントがあるので、解説します。

恐らく初心者が必ず引っ掛かる部分だと思います。

配信できるソフトの種類

Mixerは様々な配信ソフトに対応しています。

主に公式が推奨しているのは「StreamLabsOBS」「OBS Studio」「Xsplit」「Xbox One windows10」の4つです。

中でもおすすめなのは「OBS Studio」「Xsplit」です。

このどちらかを使えれば、ゲーム配信で困ることはありません。

bushi
基本的に配信ソフトはこの2つでOK!どんな配信サイトでも使える便利なソフトだぞ!

FTL通信とRTMP通信の違いについて

FTL通信とRTMP通信とは、ライブ配信の通信遅延を決める通信のことです。

FTL通信は、1秒未満の遅延でライブ配信できる配信方法です。

視聴者とのラグが1秒無いので、視聴者と一体になった配信ができます。

RTMP通信は反対に、遅延が大きい配信方法です。

インターネットが強くない場合や、遅延を起こしたい場合はRTMPを選びましょう。

bushi
これバトロワゲーとかでやると、ゴースティングっていう行為をされてしまうこともあるから注意な。視聴者と意図的にマッチングしたい場合は使おう!

プライベート配信・限定公開はできない

Mixerは、非公開での配信や限定公開が出来ないようになっています。

そのためちゃんと映っているかや音量を調節するためのテスト配信が出来なくなっています。

テスト配信する際は、誰でも見れる状態のまま設定を調節するようにしましょう。



Mixerに接続するためのOBSでの設定のやり方

OBS Studioを使って、Mixerで配信するときの設定方法を解説していきます。

他の配信プラットフォーム同様にかなり簡単なので、手軽に行ってみて下さい。

配信部分からMixerアカウントを紐づける

まずはOBS Studio右下の「設定」をクリックします。

左メニューの「配信」をクリックして、「サービス」は「Mixer.com-FTL」か「Mixer.com-RTMP」を選択しましょう。

obsのアカウント設定

その後アカウント接続オプションをクリックし、Mixerアカウントにログインします。

そこから認証を認可してください。

これだけでひとまず、すぐに配信を開始できる状態になりました!

画質の設定

次に画質の設定を行いましょう。

今回は公式が推奨している設定をご紹介します。

左メニューの「出力」をクリックし、「出力モード」で「詳細」を選択します。

  • 「レート制御」をCBR
  • 「ビットレート」は2000kbps
  • 「キーフレーム間隔」を2秒
  • 「CPU使用のプリセット」をfaster
  • 「チューン」をzerolatency

にしてみてください。

obsのmixerでの出力設定

これはあくまで参考なので、自分の配信環境によって細かく設定をいじるといいですよ。

特にビットレートは、回線速度と配信サイトの上限によって上下します。

次に、左メニューから映像を選択してください。

出力解像度の設定は、1280×720を設定しておいてください。

obsとmixerの映像設定

1920×1080でもいいのですが、配信環境によっては動作が重くなる場合があります。

光の有線回線で回線速度に自信がある場合は1920×1080の方が、画質がキレイで見やすい配信になります。

しかし、過密する時間にネットが切れたり重くなったりする方は、1280×720に設定しておいた方が良いでしょう。

音質・マイクの設定

自分の声も一緒に配信に入れたい場合は、マイクをPCに接続して左メニューの音声をクリックしてください。

そこで使用するマイクをデバイスの「マイク音声」で選択しましょう。

obsmixerの音声設定

サンプリングレートは「48khz」を選択し、OKを押して設定画面を閉じてください。

視聴者に見せたい画面の設定

ここからは、どの画面を視聴者に見せるかの設定を行います。

まずソースのところにある「∔」をクリックします。

obsmixerでの配信画面

自分が映したい画面の項目を選択して、ゲーム画面を取り込みましょう。

どれにすればいいか分からない場合は、「ウィンドウキャプチャ」を選択するといいでしょう。

ウィンドウキャプチャを選んだ場合、配信する画面の広さを選択することが出来ます。

ゲームの画面と映したい画面を選択して、配信するようにしましょう。

配信を開始する

ここまで設定出来たら、配信を開始することが出来ます。

右下の配信開始ボタンをクリックすれば、配信を開始する事が出来ます。

設定がうまくいっている場合Mixerなら、ボタンをクリックした瞬間から配信が開始されます

もしもうまくいかなかった場合、もう一度一から配信の設定を見直してみて下さい。

配信を開始したら、OBS Studioに映っている画面が、Mixerの配信画面に映ったことを確認しましょう。

配信画面が移るまで、ある程度時間がかかる場合があります。

この時、放送画面内のスピーカーをミュートにすることを忘れずに行ってください。

そうしないと、音が繰り返し配信に取り込まれて、ハウリングしてしまいます。(同じ音が何回も聞こえる)

その後配信終了する場合は、OBS画面上の「配信終了」をクリックしてください。

アーカイブを残す方法

Mixerの配信のアーカイブは、14日間残すことが出来ます。

その間は動画の再生や配信当時のコメントの再生されます。

Mixerでアーカイブを残す方法
  1. Mixer画面右上のアイコンをクリック
  2. 「配信ダッシュボード」をクリック
  3. 「過去のストリーミング」設定部分で「ストリーミングの録画を残す」を有効化
  4. 保存をクリックする

これで、配信画面のアーカイブを残すことが出来ます。

配信終了後、数府に上経過した後にチャンネルのトップページからアーカイブを視聴できるようになります。

まとめ

Mixerは、有名ストリーマーのNinjaとShroudが移ったことで、一気に人気が出る動画配信サイトになるかもしれません。

超低遅延の配信が特徴的で、視聴者とほとんどラグの無いリアルタイムでの配信を楽しむことができます。

Microsoftのアカウントが必要ですが、TwitterやDiscordのアカウントでも配信を始めることが可能です。

やり方自体はとても簡単なので、一から設定を見ながら、始めてみて下さいね。

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