PS4には簡単にゲーム配信が出来るブロードキャスト機能が搭載されています。
ブロードキャスト機能を使えば、PS4単体で誰でも簡単にYoutubeやTwitchで生配信が出来ます。
この記事ではそんな便利のブロードキャストについて
- 配信のやり方
- 配信の設定
などについて詳しく紹介します。
手軽にゲーム生配信ができるので、これらから配信をしたいと考えている初心者には特にうってつけです。
目次
- ブロードキャスト機能で簡単に生配信を行おう
- ブロードキャスト機能で配信する方法
- 配信禁止区間について
- YouTubeLiveの非公開・限定公開設定について
- コメントを表示する方法
- マイクの設定について
- ブロードキャストを使ったPS4生配信についてまとめ
SF2やCSGOの国際大会に日本代表として出場した経歴を持つ選手。
その他FPSタイトルの大会でも多数優勝経験あり。
現在はJet eSportsに所属。
実績→http://twpf.jp/sasraikun
Twitter→@sasraikun
ブロードキャスト機能で簡単に生配信を行おう
ブロードキャストでの生配信は、PS4内のシェア機能から「ゲームをブロードキャストする」を選択するだけで、簡単に出来ます。
生配信できるサイトは決まっており、PS4のブロードキャスト機能では
- YoutubeLive
- Twitch
- ニコニコ生放送
の3サイトで生配信ができます。
事前に配信サイトのアカウント作成が必要
ブロードキャスト機能に対応しているといってもPS4でそのまますぐに配信できるわけではありません。
利用する配信サイトのアカウント作成が必要です。
ブロードキャスト機能を使う前に、配信したいサイト上でアカウントを事前に作成しておきましょう。
特にYouTubeLiveは、生配信するときに認証が必要で、24時間かかるので注意してください。
また上記3つ以外の
- ツイキャス
- OPENREC
- ミラティブ
など配信サイトはブロードキャスト非対応なので注意しましょう。
ブロードキャスト非対応のサイトで配信したい場合は、”キャプチャーボード”を利用してPS4とPCを繋いで配信を行います。
自分の声も入れるならマイクも準備しよう
ゲーム配信に自分の声も入れるなら、別でマイクも準備する必要があります。
- PS4付属のモノラルイヤホンマイクを使う
- USBヘッドセットを使う
- 4極変換でPS4コントローラーの穴に、マイクと音量の出力端子を刺す
- USB接続のマイクと、ステレオミニプラグのイヤホンをコントローラーに刺す
上記のいずれかに該当するマイクを用意しましょう。
一番簡単なのは、PS4に同梱されているイヤホンマイクを使うことです。
PS4に同梱されているイヤホンマイクでも問題なく使用できます。
なので、まずはイヤホンマイクを使用してみて、
「もうちょっと音質こだわりたいなぁ~」
って感じたらUSBマイクなどを購入すると良いでしょう。
マイク音量の設定方法
マイク音量は初期設定だと、かなり小さく設定されています。配信を見ながらマイク音量を設定してみましょう。
- マイクを接続する
- 「設定」→「周辺機器」→「オーディオ機器」→「マイクレベルを調節する」を選択する
- マイクレベルをアナログスティックで調節、右に行けば行くほど音量が大きくなる
マイク音量とゲーム音量の調整方法
マイクの音量がゲーム音量に負けていると、声がかき消されてしまいます。
そんな場合は、ゲーム音量を下げた方が良い場合もあります。
あまり大きな音で配信していると、視聴者がびっくりしてしまうこともありますからね。
ゲーム音量を設定するには、各ゲームソフトのオプション画面からサウンド設定を開きましょう。
そしてサウンド設定を開いてBGM音量やゲーム内効果音を下げてください。
ブロードキャスト機能で配信する方法
ブロードキャスト機能で配信ができると言っても具体的には、どのような手順でゲーム配信を行うのか?
ブロードキャストでゲーム配信する方法を詳しく紹介します。
1.配信したいゲームを起動する
まずはゲーム配信したいゲームを起動しておきます。
2.SHAREボタンを押して「ゲームプレイをブロードキャストする」を選択
3.配信するサイトを選ぶ
無料で利用できて、高画質の配信も行える
- YouTubeLive
- Twitch
あたりがおすすめです。
4.PS4のアカウントと配信サイトを連携させる。
5.コミュニケーション設定を行う
カメラやマイク音声、コメントなどのコミュニケーション設定を行います。
マイクの音声(自分の声)をゲーム配信に含めたい場合は
「ブロードキャストにマイクの音声を含める」
にチェックを入れます。
音声を含みたくない場合は、チェックを外しておけばOKです。
また、コメント設定においては、視聴者からのコメントを画面に表示するかしないかの設定です。
表示させたほうがコメントに気づきやすいので、視聴者とコミュニケーションをとりながら配信したい人はチェックを入れておくと良いでしょう。
コメントを表示させた場合、ゲーム画面がフルで表示ではなく、L字型に視聴者のコメントを出すワイプが出てくるようになります。
プレイ画面が少し小さくなってしまうので、コメントよりもフル画面で配信したい人は、チェックを外してプレイすると良いでしょう。
また、”コメント読み上げ機能”(後ほど解説)を利用する場合もチェックを外す必要があります。
6.配信のタイトルや説明を設定し配信する
あとは、
- ゲーム配信のタイトル
- ゲーム配信についての説明
などを入力して、
"ブロードキャストを始める”
を選択すれば配信スタートです。
画面右上にON AIRと表示されていれば、無事ゲームのゲーム生配信がスタートしています。
配信開始から数秒間は、遅延と呼ばれるディレイが発生してしまいます。
数秒間の映像のズレが起きてもそれは不具合ではないので、安心してください。
7.配信を終了する
配信を終了する場合は、
- SHAREボタンを短く押す
- ”シェアとブロードキャスト設定”を選ぶ
- ”ブロードキャストを終了”を選ぶ
の順で行えば終了できます。
配信禁止区間について
PS4のシェア機能を使えば、著作権を侵害せず安心して配信できます。
しかし、配信禁止区間が設けられているゲームがあるので注意しましょう。
配信禁止区間とは、メーカー側が新作のゲーム等のネタバレ防止や著作権などに配慮しゲームごとに設定してあるものです。
ゲーム内の一部が配信禁止なゲームもあれば、ソフト自体が配信禁止なものがあります。
ユーザー側での禁止区間の解除は不可能です。
もしも配信禁止区間も配信したい場合は、PCを用いれば影響を受けませんが、メーカー側がわざわざ配信禁止と設定しているので、著作権的にあまりおすすめはできません。
YouTubeLiveの非公開・限定公開設定について
PS4の配信で限定公開や非公開を設定するときは、配信サイト側で設定が必要です。
YouTubeLiveでの設定は「プライバシー」という項目で非公開・限定公開を設定しましょう。
- 「限定公開」は、配信URLを知っている人だけが配信を見ることが出来る設定
- 「非公開」は、配信者以外は誰も配信を見ることが出来ない設定
これらの設定は、配信が上手くいっているかを自分で確認するときに使えるものです。
これらは、スマホやPCから設定することが出来ます。
iPhoneでやる場合以下のような方法です。
1.PS4でブロードキャスト配信を行っている状態になる
2.iPhoneでYouTubeアプリを起動してログインする
3.「ライブラリ」→「アップロード動画」の順にタップする
4.ライブ中のサムネイル画像の横にある3点をタップしたのち、「編集」を選択
5.「プライバシー」→「限定公開」もしくは「非公開」をタップする
6.保存をタップで完了
以上でプライバシーの設定が出来ます。
配信の音量や設定がすべてうまく行ったら、プレイバシー設定を「公開」に戻すことを忘れないでおいてください。
コメントを表示する方法
配信中は、視聴者からのコメントが寄せられます。
そのコメントをPS4上で確認しやすくするための設定を解説します。
コメント読み上げ機能を使う方法
PS4には、投稿されたコメントを自動で読み上げてくれる”コメント読み上げ機能”も搭載されています。
コメント読み上げ機能を使うにはまず、
「観戦者へのメッセージと観戦者のコメントを表示する」
からチェックを外します。
次に、設定画面の「シェアとブロードキャスト」を選択。
次のブロードキャスト設定から、「詳細設定」を決定してください。
するとその中に「コメント読み上げ」という部分があります。
ここで「コメント読み上げを有効にする」にチェックを入れることで、コメントを読み上げてくれるようになります。
コメント読み上げも細かく設定を行えます。
何らかの設定を行わない限り、コメント読み上げ設定は標準のままでいいと思います。
音量だけは配信中の自分の声の音量やゲーム音に合わせて調整してみると良いでしょう。
スマホもしくはタブレットで自分の配信のコメントを確認する
自分の配信画面を別の端末で表示させれば、配信の確認とコメントのチェックを行うことが出来ます。
ただし、自分でコメントを読み上げる必要がある点だけ注意しましょう。
ブロードキャストを使ったPS4生配信についてまとめ
PS4のシェア機能のみで配信する場合は、SHAREボタン1つで簡単に配信が出来る事ができます。
ただ、配信禁止区域や、コメントの表示をすると画面が狭くなる、配信サイトが限られているなど、不自由な点は多いです。
初めてゲーム配信をしてみたい!という方はまず、PS4のシェア機能から初めてみてください。
もっと配信のクオリティをあげたい場合は、下の記事からPCとPS4を使った配信の方法を確認してみてください!