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株式会社いせむつのバリアブレークカップ準備室は2021年3月29日(月)、特別支援学校や小・中学校に勤める教員107名を対象に、eスポーツにおける障害者の社会参画の意識調査を実施し、その結果を公開しました。




eスポーツにおける意識調査が実施へ

A型作業所事業などを手掛ける株式会社いせむつ(バリアブレークカップ準備室)が今回、「e-sportsにおける障害者の社会参画の意識調査」と題した調査を実施し、その結果を公開しています。

その結果、現状では社会参画への機会が十分でないとの回答があるものの、約9割の教員が「障がい者のeスポーツを通じた社会参画」に賛同していることが判明しており、「多くの人と楽しむ機会が増えそう」「コントローラーの工夫での対等な戦い」など、バリアフリーな取り組みに期待する声が上がっていることが分かりました。

調査は2021年3月4日~3月5日に、特別支援学校や小・中学校に勤める教員107名を対象に、インターネット調査で行われています。

「十分に機会がある」としたのはわずか32.7%

本調査ではまず、「現状、障がい者の方の社会参画は十分に機会があると思いますか。」という質問がされており、その結果

・とてもそう思う:6.5%

・少しそう思う:26.2%

・あまりそう思わない:61.7%

・全くそう思わない:5.6%

となっており、十分だとの回答が32.7%あるものの、十分でないという回答が67.3%にも上っています。

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十分だとの回答者を対象とした、「障がい者の方が社会参画を行うにあたり、課題となっている点を教えてください。」という設問では、

「周りのサポートが不十分」57.1%

「バックアップする団体が少ない」42.9%

「法整備が整っていない」42.9%

といった回答になっており、障がい者の社会参画には、多くの教員が「周りのサポート」が課題であると考えていることが分かっています。

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またその他の課題点として、「バリアフリーの環境がまだまだ整っていない」など16の回答が寄せられています。




多くがeスポーツを通じた社会参画に賛同

「障がい者の方の社会参画の機会がより広がって欲しいと思いますか。」との質問に対しては、

「とてもそう思う」63.6%

「少しそう思う」29.9%

といった回答になっており、約9割の教員が障がい者の方の社会参画の機会がより広がってほしいと考えていることが分かります。

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「昨今、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技であるe-sportsが盛り上がりを見せています。障がい者の方がe-sportsを通じて社会参画ができるとしたら、あなたは賛同しますか。」との質問には、

「とても賛同する」54.2%

「少し賛同する」34.6%

といった回答になっており、ここでは約9割の教員が、eスポーツを通じた障がい者の社会参画に賛同するという結果になっています。

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多くが「自立を促せるから」と回答

その理由としては、

「社会参画機会が増えることで障がい者の方の自立を促せるから」69.5%

「e-sportsであればハンディキャップの影響が少ないだろうから」58.9%

「e-sportsで人との関わりを持てるから」53.7%

という回答になっており、健常者とのハンディが少ないeスポーツを通して社会参画する機会が増えることで、自立を促せるからという理由が多くを占めています。

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その他の理由としては、

「少しでも自信をもって生活できると思うから」

「社会参加による自尊感情の高揚」

の他、「コントローラーを工夫することで対等に戦えると思う」など56の回答が挙がっています。

eスポーツへの取り組みには約7~8割が積極的

「チャンスがあれば、あなたの生徒にe-sportsに取り組む機会を与えたいと思いますか。」との質問に対しては、

「とても思う」20.1%

「少し思う」50.5%

という回答になっており、約7割の教員がeスポーツに取り組む機会を生徒に与えたいと考えていることが分かります。

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最後に、「e-sportsが障がい者の生徒の今後の可能性を広げると思いますか。」と聞いたところ、

「とても思う」25.3%

「少し思う」55.1%

という回答になっており、約8割の教員がeスポーツは障がい者の生徒の今後の可能性を広げると考えているという結果になっています。

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まとめ

いせむつ社が今回、特別支援学校、または小・中学校に勤める教員107名を対象に行った意識調査によると、約9割の教員が、eスポーツを通じた障がい者の社会参画に賛同していることが分かりました。

彼らは、「多くの人と楽しむ機会が増えそう」「コントローラーの工夫での対等な戦い」といった、バリアフリーな取り組みに期待していることが分かります。

コンピューターゲームであるeスポーツでは、視力低下の懸念といった不安要素もあるものの、場合によっては健常者プレイヤーと対等に対戦できるといったメリットで、自立に対する自信が期待できるのも特徴です。

大会にも積極的に参加することで、さらなる自信に繋がっていくことでしょう。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]

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